
もはや夏というより春の風物詩になろうかというくらい早く展開されている冷やし中華。食べ比べてみるとどこも同じじゃなく、それぞれに特徴があるからおもしろい。
そして福島県喜多方市の「坂内食堂」を本店に持つ「喜多方ラーメン坂内」も、どうやら冷やし中華を出しているらしい。正確には「中華風冷やしラーメン」なのだが、どんな感じか気になったので食べてみることにした。
北は東北から南は福岡まで展開している「喜多方ラーメン坂内」。何なら世界進出もしているし、喜多方ラーメンの御三家だから知っている人も多いだろう。
そんな「喜多方ラーメン坂内」の中華風冷やしラーメンは1050円で、9月まで販売予定。麺は太麺か細麺で選択(今回は細麺を選択)できる仕様だった。
ちなみにサービスでご飯がつけられるとのことだったので迷わずオーダー。冷やし麺と白ごはんの組み合わせってどうなんだ……とも思ったが、ファミマの「すず鬼」監修冷し麺みたいに驚くほど合う可能性があるから食べてみないことには分からない。
さて、数分待ってやってきた中華風冷やしラーメンはなかなかボリューミーだ。冷やし中華でおなじみのメンツをはじめ、チャーシューも豪快にたくさん乗せられている。
タレはアッサリ&まろやか。酸味が抑えられていて食べやすく、そこに具材のシャキシャキザクザクとした食感が加わってくるから箸が止まらない。前から販売されている夏季商品とのことだが、人気が続いているのもよく分かる。
食べやすさが個人的にもっともストライク。加えて麺にもコシがあるし、とにかく冷たさがハンパないのが最高だ……って、オイオイ!!
氷がいた
氷で直接冷やしているからどーりで冷たいワケである。正直ここまでキンキンな冷やし中華は初めてで、この感じならもっと暑くなったらまた食べたい。
なお、辛子は後追いで辛さがくるタイプ。これはこれで味変になるし、最後まで飽きずに楽しめた。
問題はやはりご飯をどう使うか。先に書いたように冷たい麺と合うタイプかもしれないからフタを開けるまでは分からない。ってことで、直で乗っけてみたら……
これじゃなかった……!
もしこれがゴリゴリに濃いジャンク系の味なら中和して合うのだろうが、この麺だと新しい世界を見ることはできなかった。それじゃチャーシューはどうだろう。
温かいご飯との相性が意外によく、こちらはアリ。どちらかといえば温かいラーメンの相棒としてのご飯なのだろうが、あると満足感が違うのも事実。胃袋に余裕があってサービスとしてついてくるなら、ありがたくもらっておくのをオススメしたい。
というわけで、中華風冷やしラーメンはボリュームや味を考えたら1000円をオーバーするのも納得。全体としては食べ応え十分で、暑い日でもスッと食べられるのにしっかり満腹になれる一杯だった。
なお、「喜多方ラーメン坂内」では和風冷やしラーメン(990円)という冷えたメニューも存在する。中華風冷やしラーメンよりシンプルな構成のようなので、好みに応じて選べるのもいい。
参考リンク:喜多方ラーメン坂内
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.