
先日、東京・福生を訪ねたときのこと、私(佐藤)は初めて定額遊び放題のパチンコゲームセンターに遭遇。安心してパチンコを遊ぶことができるその仕組みに、大変感動した。これこそが本当の「遊戯」であると実感したのである。
記事を公開したところ、多くのコメントを頂き、その中に「巣鴨にも同様のゲームセンターはあります」とお教え頂いたのだ。福生の「タンポポ」にまた行きたいと思ったけど、正直少し遠い……。巣鴨なら近いのでちょくちょく行くことができるかも。
ってことで、実際にお店に行って遊んだところ、とめどなく玉が出てきてやめ時を見失うところだった。これまた定額制の健全な遊戯だ。
・巣鴨の定額制ゲームセンター
タンポポを訪ねた後に自分でも調べたところ、都内には上野・池袋にも同様の定額制ゲームセンターがあるとわかった。だが、この2軒はパチスロ専門のゲームセンター。いずれお伺いする予定だけど、私はスロットよりもパチンコの方が好み。幸い巣鴨の「ライズ」には、パチンコ台があるそうなので、さっそく訪ねた次第だ。
巣鴨駅は半年に1度くらいは来ている。そういえば駅北口周辺にはパチンコ屋があったなあ。そのうちの1軒がライズだったが、私はゲームセンターであることを理解していなかった。
こんなに大きな目に付くポスターを掲げられているのに、何度も何度も素通りしていたとはもったいない……。
店内には1~5号機のスロットやレトロパチンコなど、200台の中から常時100台以上が稼働しているそうだ。「1~5号機」とは、法律(風営法)のルール上、現在のパチンコ店にはすでに置くことができなくなってしまった、かつての名機たち。廃棄を待つだけだった筐体をメンテナンスして、ゲームとしてよみがえり活躍しているのだ。
入店すると、各マシンから往年のお店の雰囲気を感じさせるにぎやかな音が流れている。コレコレ! 今のパチンコ店に足りないもののひとつ。今はどこも、かなり居心地はよくなったけど、にぎやかさは足りないんだよなあ。
ここには「デジパチ」の筐体が多く置かれている。デジパチは中央に液晶画面を備えており、スリーセブンが揃うと大当たりして電飾が派手に点滅したり、隠された仕掛けが動き出したりする、現在のパチンコ台の原型といっても良いだろう。
有名なものに「CR海物語」や「大工の源さん」などがある。ここには置いていなかったが、それでも当時を彷彿とさせる台がズラリと並ぶ。
デジパチではないが、羽根物の「たぬ吉君」があった。懐かしい!
そのほかスロットも充実している。あいにく私はスロットで遊んだことがないために、どれがどれだかサッパリだが、好きな人には固唾もののラインナップに違いない。
1階はパチンコとスロットが半々くらいで置かれており、地下のフロアはスロットのみとなっている。
・遊び方
遊び方は定額制、最小利用時間はスロットのみの1時間が1500円。パチンコのみを遊ぶ場合は2時間で2000円となっている。この時間設定なら、結局終日遊んだ方がお得だろう。
まずは券売機でチケットを購入して、それをお店の人に渡す。
終日一択! と思ったけど、私は仕事中であるために2時間でガマンすることにした。今日は2時間いるのもマズいので、なんとか1時間で切り上げたいところなのだが、どうなるか!?
チケットを渡すと、台の上に差し込む札を渡される。これが終了時間の目印。それから箱いっぱいの玉。これで心置きなく遊ぶことができる。
・玉が止まらない!
さて、ではコレで遊びましょう、権利物の「CRニューロードスター」。
「権利物」とはデジタルの数字が揃った後に、特定の場所に玉を入れると、ドバドバ玉が出る権利を得る筐体を指す。たとえばスリーセブンが揃ったらVゾーンが開き、そこに玉を入れるという具合だ。
この筐体の場合は、数字が揃うと右側の「ラッキーゾーン」が開くので、右に向かって玉を打つのである。
よ~し、遊ぶぞ~!!
この感覚がいいんだよな。玉が釘の間を飛び跳ねて、中央のゲートを通過する度に数字が回る。それを見ているのが楽しいんだよね。定額制だから無邪気に楽しめるのがいいんだよ。
私がパチンコ屋に勤めていた30年前は、こういう台ばかりだったな。
当時のお店には、「CRフィーバーパワフル」という台が置いてあって、それが「フィーバー! パワフルーー!」ってずーっと言ってんの。うるさいんだよ! 1日中それを聞いててうんざりしたのは、今となっては良い思い出だよ、本当に。
……あ!
キター! 4が揃った!!
マジかよ、当たった。まったく期待していなかったからうれしい!
おお~! キターッ!! 前回タンポポでは玉を飲まれて終わった。定額制だから損しないけど、1回くらいフィーバー見たかったんだよなあ。ここは座って3分で来ちゃったよ!
始めたばかりで出ちゃったから、手元の箱には玉がぎっしり。どうしよう、出玉を受ける箱がない! 向こうにあるのを取りに行かねば。ここを始めとするゲームセンターでは、玉の上げ下ろしは自分でやるのが基本。
だから一瞬席を離れて箱を取りに行ったら……、やべえ、エラーになった!
台を離れている間に、ラッキーゾーンに玉が入らなかったのでエラーになったのだ。すぐにお店の人に来てもらって無事に解消。恥ずかしい……、パチンコ屋で働いた経験があるくせにこんなことでうろたえてしまうとは……。
444の小当たりで終わると思ったら、その直後!
またキター! 次は777! 大当たりでしょ!!
ヒャー! ジャンジャン出て来る。うれしい~! やっぱパチンコはコレだよな。ジャンジャン出るから面白い。カードに玉が加算されるんじゃなくて、物理的に玉が出てくるから興奮するんですよ。
が! また箱があふれそうになって、慌てて箱を取りに行ったらエラー! 1回で学べよ、俺!
さらに続いて222! 止まんねえ、これは確変に入ったな。
今日はなんだ!? ラッキーデーか! 最近あまりイイことなかったから、めちゃくちゃうれしいぞ。ついに運が回ってきたんじゃないの?
ヨッシャー! ……と喜んでいる間に箱は……。
そしてエラー……。何やってんだよ、俺は……。度ごとにお店の人を呼び出してしまって、本当にごめんなさい。
そうこうしている間に、最初の1箱も含めて4箱溜まってしまった。台の間を流れる玉数には限りがあるので、4箱の段階で一旦流します。
1箱を残して残りの3箱を計測マシンに流したところ、4616個でした。この台はまだ出るぞ。
少し間を空けて再びヒット!
ツイテルツイテル、絶好調! スーパーハッピーだ!!
しかしながら単発で終了。ちょうど良く手元の箱がなくなったので、そろそろ見切りをつけようか。
と思ったら、また777、キターーーッ!!!!
ドッヒャー! 終われねえ、止まらねえ、やめ時がわからねえッ!
そうして一旦空になった箱が再び満杯になった。幸い、エラーになることもなくこのターンを終えたので、ここで終了することにした。きっとまだ出るけど、この調子だと1日いてしまいそうだ。
再び4箱を積み上げるところまで行った。実に気分がイイ。
最終的に最初の1301個を抜いて、8450個の出玉があったようだ。1時間と少しでこれだけ出れば十分でしょう。
ここは釘の設定を甘めにしてあるため、よく出るようになっているそうだ。おかげで、私は大変気分よく遊ぶことができた。アクションゲームで例えるなら「三國無双」のような爽快感がある。
シビアに攻略を楽しむ、いわゆるダークソウル系の硬派なパチンコも良いが、バッタバッタと切り伏せる、ジャンジャン出るパチンコも楽しい。むしろこちらの方が「遊び」や「気分転換」にふさわしいと感じる。ただし、時間も忘れるので気をつけよう。
ときには時間を忘れて、あふれ出るパチンコ玉に夢中になるのも悪くない。定額制だから健全かつ安心して遊べる、ライズは優良店だ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 パチンコパチスロゲームセンター ライズ
住所 東京都豊島区巣鴨2丁目3
時間 10:00~23:00(パチンコは22:00まで)
参考リンク:アメブロ「パチンコパチスロゲームセンターライズ」
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24