昔の人が「物が無ければ影ささず」と言ったように、何事にも原因はあるもの。私、P.K.サンジュンが『心筋梗塞』になったのにも当然ながら原因がありました。
シリーズ『実録 心筋梗塞になりました』の第3回は、私が心筋梗塞になった原因を中心にお話していこうと思います。ぜひ第1回の「緊急搬送編」第2回の「手術編」と合わせてご一読ください。
・あくまで私のケース
私がかつてない胸の痛みを感じたのは、5月のとある日曜日の朝のこと。1時間後には病院に担ぎ込まれ、その4時間後には手術が終わり、胸の痛みを感じてから12時間後には「ほぼ普通」だったことは今でも驚きを禁じ得ません。
それもこれも先生方の迅速な対応とカテーテル手術のおかげだったんですが、今回の話は私が心筋梗塞になった原因について。もちろん心筋梗塞になる理由は1つではありませんので、あくまで「私の場合」とご理解ください。
・コレステロール
さて、心筋梗塞の原因が医師から伝えられたのは手術の翌日のこと。私は大まかな冠動脈の3本のうち2本が詰まりかけていたんですが、その理由は「家族性高コレステロール血症が主な理由ではないか?」とのことでした。
ざっくり言えばコレステロール値が高い遺伝性の疾患で、実は2人の妹もコレステロール値が高いのです。私も健康診断を始めた20代の頃から、コレステロール値だけが異常に高いことは自覚していました。
逆にコレステロール値以外はオールAの健康優良児であり、先生も「他の数値はむしろいいんですよ。なのでパクさん(私のこと)を不摂生だと責めるのは可哀想ですかね~」と仰っていました。
・自覚していたが
思い返すと20年以上前のこと。当時はコレステロール値を下げる薬を飲むという選択肢もありましたが、副作用についての説明も受けていたため、「まだ若いから様子を見てもいいかな」と判断していました。
以来、コレステロールについては実質的に放置し続けた結果、血管が徐々に圧迫されてしまった……というのが、私のケースのよう。ちなみに2人の妹はシレッと「5年くらい前から薬飲んでるよ」と言っていました。
ちなみにやや話は逸れるんですが「家族性高コレステロール血症」の人はアキレス腱がガッチリしているんだとか。私も入院中にかかとのレントゲンを撮ったんですが、コレステロール値が高いとアキレス腱に変化が出るなんて人間の体は不思議なものです。
・薬がメイン
脱線しました。なので今後、私はコレステロール値を下げる薬を飲み続けることが最優先の予防となりそう。正直、食生活もそこまでハチャメチャではないので「薬」がメインになるようです。おそらく一生飲み続けるんだろうな~。
また晩酌をするほど飲みませんので、お酒については特に何も言われていません。タバコについては「出来るならやめた方がいいですよ、そりゃ」とのことでした。
先述のように心筋梗塞になる理由は1つではありません。ただ私の事例から「遺伝だからといって放置しておくのは危険」とは言えるのではないでしょうか?
というわけで、今回はここまで。次回は2回目のカテーテル手術と退院までのもようをお届けしたいと思います。
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24. ※院内の写真は病院に許可をいただいて掲載しています