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7年ぶりの劇場版スター・ウォーズ『マンダロリアン&グローグー』試写レビュー / 公式のキャッチコピーは「ふかしすぎ」だけど安定の面白さ

約1時間前

2026年5月22日『スター・ウォーズ / マンダロリアン・アンド・グローグー』が公開される。映画としては2019年公開の「スカイウォーカーの夜明け」以来、およそ7年ぶりのスター・ウォーズ作品となっている。

「スカイウォーカーの夜明け」が決して好評とは言えないため、スター・ウォーズファンとして期待と不安が入り混じっているが劇場版マンダロリアンはどうなのか? ドキドキしつつ試写会へと足を運んだ。

・マンダロリアンとグローグー

まずはご存じない方のために「マンダロリアン」についてざっと説明しておきたい。そもそもマンダロリアンはテレビドラマからスタートしており、これまでシーズン3まで制作されている。

マンダロリアンとは惑星マンダロアの人々のことで、言うなれば “地球人” のような総称。ドラマ及びに映画の主人公であるマンダロリアンは、細かくいうと「ディン・ジャリン」というキャラクターだ。

そのディン・ジャリンと双璧を成す『マンダロリアン』のもう1人の主人公がグローグー。ジェダイマスター・ヨーダと同じ種族で推定年齢は50歳。ひょんなことからディン・ジャリンに救出され、以来2人は行動を共にしている。

・王道アドベンチャー

さて、映画『スター・ウォーズ / マンダロリアン & グローグー』はドラマ以降が描かれており、時系列的には帝国が滅んだ後の話。新共和国の仕事を請け負う「ディン・ジャリンとグローグーの大冒険」といったところだろうか?

なので、映画のキャッチコピーになっている「銀河の運命は、この2人に託された──」については「ふかしすぎ(笑)」と言わざるを得ない。2時間12分の上映中、この2人に銀河の運命が託されたと感じるシーンは1度も無かった。

一方で「ディン・ジャリンとグローグーの大冒険」だと思えば、スムーズかついいテンポで物語が進んでいく。ストーリーが映画規模の壮大さだとは思わなかったが、集中力を切らさず見入っていられる内容であった。

・安定感あり

なので個人的には「安定感のある内容」であったし、賞金稼ぎやハット族が絡む攻防は「王道のスター・ウォーズ」とも感じた。ゼブやハット族などファンにはグッとくるキャラクターもちょいちょい登場するため、飽きることなく最後まで見続けられることだろう。

逆に「映画っぽくはない」「重厚さに欠ける」とも感じたが、これはドラマを見ている影響かもしれない。繰り返しになるが「銀河の運命は、この2人に託された──」とはかけ離れた内容なので、壮大さや重厚さを期待するのは禁物だ。

またグローグーが可愛すぎるあまり「やや子供っぽい作品」と感じる方もいらっしゃるハズ。ディズニーの気配を感じないこともなかったが、それも「そもそもスター・ウォーズは子供がトキめく物語」だと思えば特に違和感はない。

・重厚さは無いけれど

総じて『スター・ウォーズ / マンダロリアン & グローグー』は軽快なテンポで進む西部劇のような物語であり、例えば「ローグ・ワン」のような観終わった後のずっしり感は無かった。気負わずサラリと鑑賞できる秀作ではなかろうか?

私を含めスター・ウォーズファンはやたらと重厚さを好むきらいがあるが、これはこれで悪くない。『スター・ウォーズ / マンダロリアン・アンド・グローグー』は2026年5月22日公開だ。

参考リンク:スター・ウォーズ / マンダロリアン・アンド・グローグー
執筆:P.K.サンジュン
Photo:(C)2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

▼予告編はこちら。

▼この辺りをチラッと見ておくと理解度が深まるかも。

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