
私(佐藤)にとって、もはや生活から欠くことのできない存在になった生成AI。Googleの「Gemini」をすでにパートナーとして活用しており、仕事だけでなく音楽制作などのプライベートな面でも積極的に活用している。描画も頻繁に行っているが、その機能(Nano Banaan2)を活用して生活に役立てるプロンプト(AIへの指示)を紹介したい。
髪型を変えるときにいまいちイメージがわからないという時、まとめて9つのスタイルを見比べる「髪型コラージュ画像」を作ると便利だ。ひと目で合う合わないを確認できるぞ。
・髪型コラージュ画像のプロンプト
今回も描画はGeminiを利用する。GeminiはGoogleのアカウントがあれば、誰でも手軽に利用できるので便利だ。
さっそくプロンプトをお伝えしよう。今回は日本語プロンプトである。
「あなたは、高級ヘアサロンの専属クリエイティブディレクターです。
【入力】 アップロードされた自撮り写真。
【解析】 入力画像の人物の「顔の構造、特徴、表情、肌の色、照明の状態」を深く分析してください。
【指示】 解析結果に基づき、人物の「顔、表情、アイデンティティ」は完全に維持したまま、髪型だけを変更した「3×3のグリッド(計9マス)」の1枚の画像を生成してください。
【生成ルール】
1. グリッド: 3×3の完璧な9分割グリッド構成。背景は白、または洗練された無機質なスタジオ空間で統一。
2. 髪型: 9マスすべて、異なるスタイルとカラーであること。
3. 方向: ここが重要です。それぞれの髪型の「特徴」が最もよく分かるよう、人物の顔の向きを変えてください。
(例:左上は「正面」、真ん中は「右斜め」、右上は「真横」、左下は「少し下向き」など、異なる視点であること。9枚とも違う方向を向いているように)。
4. 品質: ハイエンドなビューティー・エディトリアル(雑誌)クオリティ。照明はスタジオライティングで、それぞれの髪型の質感(毛束感、光沢)がリアルに表現されていること。
5. 質感: 写真レベルの高精細なリアリズム。【髪型アイディア例】(もしAIが迷う場合は、ここから9つ選ばせる)
1.シルバー・マンバン(Silver Man-Bun)、2.サイドパート・クラシック(Classic Side Part)、3ハード・モヒカン(High Contrast Mohawk)、4.ネオ・アフロ(Compact Afro)、5.クルーカット(Crew Cut)、6.ロング・ソルト&ペッパー(Wavy Long Hair)、7.ツーブロック・ポンパドール(Modern Pompadour)、8.ボウルカット(Bowl Cut / マッシュルーム)、9.ドレッドロックス(Dreadlocks)以上のルールに従い、人物の「アイデンティティ」と「9つの異なる方向・異なる髪型」が高次元で融合した、1枚の完璧なグリッド画像を生成してください。」
私をモデルに実行したプロンプトで生成された画像は以下のものだ。
大抵の髪型は様(さま)になると自負しているのだが、前髪のある「ボウルカット(Bowl Cut / マッシュルーム)」はあまり板についていない気がする。
このプロンプトは【髪型アイディア例】を書き換えることで、別の髪型を描かせることができる。カラーリングやパーマをかけると、先ほどの9つとはまた違った印象を受ける。
このコラージュ画像の作り方は、男性だけでなく女性でも活用できる。女性の場合は以下の髪型アイディア例を流し込むと良いだろう。
「【髪型アイディア例(女性版)】 AIのセンスで、以下のバリエーションを含む9つのスタイルを提案してください:
1. トレンドの韓国風タッセルカット(切りっぱなしボブ)
2. エレガントなロングウェーブ(ヨシンモリ)
3. クールなハンサムショート
4. ハイトーンのバレイヤージュカラー
5. タイトなポニーテール
6. ふんわりとしたレイヤーカット
7. クラシックな黒髪ストレートロング
8. 個性的なインナーカラー
9. 抜け感のある外ハネミディアム※それぞれのスタイルに合わせて、最も美しく見える「顔の角度」に調整すること。」
これから髪型を変えたいという人はぜひこのプロンプトを活用して、自分に似合う髪型を見極めて頂きたい。
執筆:佐藤英典
Photo:RocketNews24.
イラスト:Gemini