
最近では普通になったガチ中華やインド料理屋。本場の人がやってるエスニック料理店が街に増えだしたのは、個人的には2000年代以降のイメージがある。そのため、普段はエスニック料理店で歴史に着目することはないんだけど……
恵比寿のネパールレストラン『クンビラ』の創業はなんと1978年。すなわち、創業48年のネパール料理屋だ。一説には日本最古のネパール料理屋とも言われている。興味深かったので行ってみたところ、ランチビュッフェが最高だった。
・安い
JR恵比寿駅西側の路地に佇むこの店。私(中澤)が訪れたのは木曜日の昼過ぎだったけど、行列ができているとか慌ただしい雰囲気は皆無のひっそりした落ち着きがある。そのため、店頭の看板をじっくり見てみると、平日ランチビュッフェがちょっと個性的だった。
カレー以外にもヒマラヤ鍋のスープとかヒマラヤ岩塩の焼きそばとかもあって、ちゃんとネパール料理のビュッフェの雰囲気である。しかも、価格は1350円。
・食べ放題ラインナップ
歴史あるネパールレストランと聞いて高そうなイメージで来たけど、むしろ安い。そんなわけで入店してビュッフェコーナーを見てみたところ、「ポークのチリ炒め」や「ポテトと茄子のクミン炒め」など、惣菜系にもネパールみが感じられるラインナップだ。
おまけに、カレーにおいても具がしっかり入ってる。チキン&ほうれん草カレーのチキンがデカイ! 軽く確認しただけでもしっかり作られていることが伝わってきたんだけど、食べてみたところ……
味もしっかりしてる。食べ放題の一品だからって大味じゃなくて、焼きそばの味にすら質の高さが感じられるのだ。1000円台カレー食べ放題のイメージからは頭一つ抜けるバランスの良さである。さすが老舗。
・注意
特に好きだったのはポークのチリ炒め。細切り豚肉やピーマンの素材の味が辛めのケチャップみたいな味付けにマッチしている。ちょっとジャンクフード的な濃厚な旨みがありつつ、飽きない味でおかわりしてしまった。
ちなみに、ナンだけ注文式食べ放題で最初の2個は自動的に席に運ばれてくるんだけど、揚げられている。食べてみると、サクサクの外側とふわふわの内側のコントラストが鮮烈な初めての食感。めっちゃウマイ一方で……
めっちゃ腹も膨れる。なんなら、私はナンで満腹になりすぎてヒマラヤ鍋のスープにたどり着けなかった。見た目のサイズ感に比べて食べごたえは半端ないので注意が必要である。
・48年は実力
そんなわけで、ヒマラヤ鍋のスープが気になる方は『クンビラ』で実際に体験していただければ幸いだ。いずれにしても、その満足度は1350円のレベルではない。
特別ネパール料理を好んでいるというわけではない私でも、恵比寿駅前でこのコスパのランチが食べられるのは最高だと思う。創業48年のネパール料理屋の神髄を垣間見たのであった。
・今回紹介した店舗の情報
店名 クンビラ
住所 東京都渋谷区恵比寿南1-9-11
営業時間 火・水・木・土・日11:30~14:30、17:00~22:30 / 金11:30~14:30、17:00~23:00
定休日 月曜日
参考リンク:クンビラ
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼おまけにラッシーもついてくる
▼創業48年の実力を感じる食べ放題だった