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まさかの今年イチで泣いた! 映画『ひつじ探偵団』はシリアスありギャグあり、そしてハートフルな超メェ~作!!

55分前

2026年5月8日に公開された映画『ひつじ探偵団』を見てきた。タイトルを聞いたとき、大変失礼ながら「なんだか眠くなりそうだな」と思った。とはいえヒツジは好きなので、とりあえず予告編を見てみる。すると、ひつじたちが事件を解決していくミステリーらしい。

ひつじが? どうやって?? 気になりすぎる。内容は思いのほかシリアスで、ギャグもあり、それでいてハートフルでもあった。まさか『ひつじ探偵団』が、これほどのメェ~作であるとは。心震える内容だったので、その魅力を共有したい。

・ひつじたちのキャラクターが良い

公式サイトにも載っている情報だが、物語の序盤で、ひつじ飼いのジョージ(主演・ヒュージャックマン)が殺害される。あの、ヒュージャックマンを、そんな使い方することある? と衝撃がとまらない。

そこから先はお察しの通り、ジョージが飼っていたひつじたちが大活躍。殺害の謎を解いていく、というストーリーであるが、ひつじが謎を解けるのか。解けたにしても、誰かに伝えなければ解決にはならないのではないか。

しかし、そんな不安は何のその。うまく人とのコミュニケーションを取り、困難を乗り越えながら正解を導くモフモフたちの姿に胸が締め付けられた。冗談抜きで、映画を見て涙がこぼれたのは久しぶりである

一貫して、ちゃんとミステリーしているところも良い。雰囲気としては、子豚が主役の『ベイブ』に近いものがあるだろうか。

そして本作の素敵なところのひとつは、ひつじたちの豊かなキャラクター性にあるだろう。1頭1頭それぞれに違う性格や見た目、生い立ちがあり、それらが集団で暮らすことの楽しさや厳しさを表現していた。

ひつじの特性を織り交ぜながら、時にその性質にあらがおうと必死になるシーンでは、思わずこちらもこぶしを握った。見終えた時にはきっと誰もが推し羊(シープ)、オ・シープができていることだろう。

・非日常的な世界観の表現が良い

また舞台はイギリスの田舎町という設定。レトロで可愛らしく見えるのだが、なんとなく胡散臭い雰囲気が演出されているところも良かった。非日常感が漂っていて、まるでおとぎ話の世界かのように見える。

そこに登場する個性豊かな人間たちと、ひつじたち。冒頭で眠くなりそうと書いたが、退屈なという意味ではなく、夢を見ているかのような曖昧さが表現されていて、そこが作品の雰囲気にマッチしていた。

ストーリーにしても見せ方にしても、全体を通してピリッとする瞬間もあれば、ほのぼのする瞬間もあり、緩急の付け方が秀逸だと感じた次第。こちらの『ひつじ探偵団』かなりの名作、いやメェ~さくではなかろうか。個人的には今年見た映画の中では、1番心にぐっときている。

大人も子どもも楽しめる映画であることは間違いないので、気になる方は是非ご自身の目で確認し欲しい。記者ももう一度、見に行きたいと思っているがその前に。まずは最寄りの牧場へ行き、ひつじと戯れてからにしようかと思う。

参考リンク:ひつじ探偵団
執筆:K.Masami
Photo:RocketNews24.

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