
ある日、娘がインフルエンザにかかった。
これは、状況的にかなりの確率でうつる。しかも我が家はワンオペなので、早め早めの行動が鍵になる。
そこで始めてみたのが、ネットスーパーだった。
正直、最初は無料のお試し期間だけのつもりだったが、気づけば3か月が経過した今も、普通に使い続けている。
「なんとなく便利そう」というイメージはあったが、実際に使ってみると、それとは別のメリットもあった。
食費の変化や日々の負担感、デメリットも含めて、リアルな感想を実体験ベースで紹介したい。
・仕組みを説明しよう!
今回、私が利用したのは、ネットスーパー「ベルクお届けパック」。
特に、ベルクに思い入れがあるわけではないが、近所にあって、なんとなくサービスのことを知っていたからだ。
まず、ざっくりとした仕組みはこうだ。
入会から最大2か月は月額無料で、その後は1か月に何度利用しても月額550円。
※フォルテ横浜川和町店、フォルテ新浦安店、フォルテ我孫子店は1098円 / 月
1500円以上の注文で配送料は0円。チラシ掲載の特売品もそのまま注文でき、ベルクカードのポイントも通常通り貯まる。
朝9時までに注文すれば、当日中に配送してくれて、在宅していなくても可能である。この当日注文可能であることと、在宅していなくてもいいという部分は、地味にありがたいポイントだと感じている。
・ネットスーパーで整う暮らし
注文はパソコンやスマホから簡単で、支払いまでその場で完結。
配送料が無料になる1500円という設定も、大人1人・子ども2人の我が家にはちょうどいい。足りないときは、ビールのような保存しやすいものを足して調整できるのも便利だ。
しかも、ネットスーパーにしてから無駄買いがかなり減った。冷蔵庫の中を見ながら注文できるので在庫管理がしやすく、店内を歩いているときのような衝動買いも起きにくい。
実際、お菓子などのなんとなく買いが減ったせいか、ざっくり計算すると食費は8割くらいに減っていた。(といいつつ、撮影した日はアイスを買っているが……)
以前は、その場の気分で買い足した食材を冷蔵庫の奥で眠らせがちだったが、今は「今あるものをどう使うか」を考えてから買うようになったことが、やはり大きい。
結果として、食材を使い切る意識が高まり、暮らしもちょっと整った気がしている。
・みんなの心配にお答えする
我が家の場合、自宅に届くのが大体、13時半~15時くらいのことが多い。これからの季節、帰宅が夜になった場合、冷凍品とか大丈夫なの? と心配に思う人もいるだろう。
安心してください!
履いてま……ではなく、入ってますよ!
そう、十分な保冷剤が入っているのだ。冷凍品は二重で保冷してくれる構造になっており、
配達から3時間後に確認したアイスも……
カッチカチである
・余白時間
ただ、買い物に行く必要がなくなると、外出の理由がひとつ減る。普通に考えれば、外に出る回数は減りそうなものだ。
ところが実際は逆だった。買い物のついでではなく、純粋に散歩として外に出るようになったのだ。
冷蔵品を抱えているわけでもないので、時間を気にせず寄り道できるし、買い物に使っていた分の余白も生まれる。……とはいえ、その余裕をそのままダラダラ消費してしまう日があるのも、正直なところなのだけれど。
・リアルの買い物がちょっと楽しくなる
さらに面白い変化もある。
たまに実店舗に足を運ぶと、妙に楽しいのだ。ネットスーパーは日常的に利用しているが、週末にはロピアでまとめ買いをしたり、地元の八百屋や鮮魚店をのぞいたりすることもある。
普段はネットで済ませているぶん、売り場のにぎわいや、思いがけない出会いにちょっとしたイベント感が生まれるのだ。
そして、これは当たり前ではあるが、子育て世代との相性がいい。雨の日や体調不良でもどうにかなるし、時間に余裕が生まれる。
このあたりは、想像していたよりも、実際に利用してみて、恩恵が大きいなと感じたメリットだった。
・その一方で……
では、デメリットはないのかというと、ちゃんとある。まずひとつは、割引品や見切り品には出会えないこと。
実店舗なら、思わぬお得商品に出会うこともあるが、そのトキメキがないのは少しさみしい。
そしてもうひとつは、新商品に冒険しにくい点だ。パッケージの雰囲気やサイズ感、なんとなくの気配が分かりづらいので、「まあ今回はいいか」と見送ってしまうことが増えた。
さらに細かいところでいえば、
・野菜や果物は、自分で選べない(でも、変なのに当たったことはない)
・注文の締切時間をうっかり逃すと、その日の計画が一気に崩れる
などといったデメリットもある。
とはいえ、これらは便利さとの引き換えと考えれば、全然納得できる範囲でもある。
・結論、便利でおすすめ
総合すると、ネットスーパーはやはり便利だ。
食費は減り、時間は増え、日々の負担も確実に軽くなった。その一方で、便利さに慣れるほど、「とりあえずいつもの」という選択が増えたのも事実だ。
気づけば、その便利さにあぐらをかいている自分がいることも。この記事を書きつつ少し反省したので、今日はネットスーパーで浮いた時間を、有意義に使う……つもりである。
参考リンク:ベルクネットスーパー
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.