
スマホ必須の今の時代、1人1個……いや、1人複数持ちさえにもなっているモバイルバッテリー。もはや生活する上で手放せない存在だが、その反面で問題も抱えている。
ちょいちょいニュースになる発火事故がそう。使い方を間違えると取り返しのつかないことになる可能性があるから、十分に気をつけなければいけない。明日は我が身ってやつなのだ。
・モバイルバッテリー事故の危険性
……と冒頭からもっともなことを言ったが、つい先日まで私は身近なところに “リスキーな物体” を抱えて過ごしていた。
そう……
職場の私の机には……
パンパンに膨れ上がったモバイルバッテリーが放置されたままだったのだ!!
様子がおかしいことに気づいてからとっくに使用中止していたものの、置きっぱなしにしていてその存在を忘れていた。これから暖かくなって、室内が高温になることを考えたらリスクしかない!!
ただ、これってどうやって処分したらいいのだろうか。検索してヒットしたヤマダ電機のHPを眺めていたら、放置している場合じゃなくてゾッとした。
なにしろ以下のように書かれていたのである。
「モバイルバッテリーが膨らんでしまったら、すぐに使用を中止する必要があります。膨張したバッテリーは発火や爆発のリスクがあるため、適切な処分方法を知っておくことが重要です」
爆……発……だと……!? 危険性を伝える文章を読むと改めてリスクを感じる。こうなったら1日でも早く処分しよう。
・膨張したモバイルバッテリーを処分してみた
モバイルバッテリーは量販店や自治体で処理してくれるようだが、膨張の有無で引き取ってくれないケースもあるので注意したい。
ちなみに私は東京都杉並区在住。住んでいる自治体が膨張したモバイルバッテリーの回収を行っているか確認したら、膨張ありなしで処分の仕方が異なっていた。
膨張したものは区の清掃関連施設に行けば対応してくれるそうなので実際に行くことに。持って歩くだけでも変な緊張感があって、衝撃を与えないよう慎重に運ぶ。
そしてやってきたのは、区役所のごみ減量対策課。費用は? 手続きは何かある? 身分証明書とかいる? など何が起きるか分からないので緊張しつつ歩みを進める。
ましてや今の私は危険物を持っているようなもの。担当者に爆弾を渡すような感覚だからとにかく緊張していたのだが……
結論から言うと、膨張したモバイルバッテリーの処理はあっという間に終わった。担当してくれた人は「あっ、膨張したモバイルバッテリーですね。受け付けますね〜(笑顔)」と私の緊張が嘘のような対応。
これと言って特別な手続きもなく、あまりにもアッサリしすぎて逆に拍子抜けしてしまった。なお、処分にかかった費用はゼロ。まさかこんなにも簡単だったとは……もっと早くやっておけばよかった。
・危険は身近なところにある
こうして事故なく膨張したモバイルバッテリーの処分が終了。あと、せっかくの機会だから使わないまま家の中に放置していたリチウムイオン電池使用製品をかき集めてみたのだが……
中には不燃ゴミで捨てられるものもある(自治体によって異なる)も、これだけ放置していたことに自分でも驚いた。次からはリスク軽減のためにも早めに処分したい。
消費者庁によると、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチなどからも発熱・発火等の事故情報が寄せられているという。使用しなくなったら速やかに処分するようにしよう。
参考リンク:ヤマダ電機、消費者庁、杉並区
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.