
古(いにしえ)の時代より「チキンタツタ」の王者はマクドナルドと決まっていた。その定説が覆ったのは昨年2025年11月にケンタッキー・フライド・チキンが「ケンタの鶏竜田バーガー」を発売したためだ。
どれだけマックに肩入れしようとも「ケンタの鶏竜田バーガー」のウマさは圧倒的。しばらくはケンタの天下が続くと思われていた……のだが。それに待ったをかけようとしているのが、伏兵「ゼッテリア」である。
・群を抜くウマさ
これといってケンタッキー・フライド・チキンに思い入れがあるワケではないが、率直に申し上げて「ケンタの鶏竜田バーガー」は驚くほどウマい。同商品を召し上がった方ならば、異論は多くないハズだ。
当時の記事には「そんじょそこらのチキンタツタでは勝ち目がない」と記述したがまさにその通り。衣のザクッと食感、ジューシーな鶏モモ肉、生姜の鮮烈な風味等、どこを取っても隙が無い激ウマバーガーである。
開発に8年を要した「ケンタの鶏竜田バーガー」は発売1週間で約100万個を売り上げたというが、それも頷ける話。つい最近も「ケンタの鶏竜田バーガー」は、異例のスピードで再販が始まっている。
・伏兵
さて、話は変わってゼッテリアの『竜田チキンバーガー』について説明したい。2026年3月から発売されている『竜田チキンバーガー』を私が発見したのはつい先日のこと。正直なところ「ノーマーク」の存在であった。
ゼッテリアがどれだけ頑張ろうとも「ケンタの鶏竜田バーガー」を超えるのは難しいのではないか? そう思っていたのだが、1つだけ「店内手仕込み」が気になった。
「店内仕込み」並びに「手仕込み」であれば絶対に美味しいワケではないものの、どうやらゼッテリアも『竜田チキンバーガー』に並々ならぬ情熱を注いでいるらしい。そこで軽い気持ちで食べてみたところ……
こちらもビックリするほどウマかった。
手仕込みの効果なのか、とにかく鶏モモ肉のジューシーさがハンパではない。見方によっては均一性のない不格好なチキンであったが、そこから逆に “手仕込み感” が伝わって来た。
衣のザクッと感はややケンタッキーに軍配が上がるものの、それも僅差と申し上げていいだろう。生姜の風味は互角であり、これについて「好み」となるかもしれない。
・ヒケを取らぬウマさ
確信を持って言えることは「ケンタの鶏竜田バーガーと比較しても見劣りしない」ということ。洗練されたケンタに対し「荒々しさのゼッテリア」という違いはあるが、総合力はほぼ互角だろう。
なお、ゼッテリアの竜田チキンバーガーは『チキン南蛮 タルタルバーガー(560円)』と『油淋鶏バーガー(590円)』が発売されており、私が食べたのはチキン南蛮の方。甘酢ダレの味付けも絶妙であった。
ケンタッキーには申し訳ないが、消費者としてゼッテリアの『竜田チキンバーガー』の登場は喜ばしい。これにより「ケンタの鶏竜田バーガー」もさらなる高みを目指す必要が出てくることだろう。
またケンタッキーとゼッテリアだけではなく、古の王者「マクドナルド」の巻き返しにも期待したいところ。「ケンタの鶏竜田バーガー」は衝撃的だったが、ゼッテリアの『竜田チキンバーガー』もまた衝撃的であった。
参考リンク:ゼッテリア 、 ケンタッキー・フライド・チキン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.