
おうち焼肉に必要不可欠な焼肉のタレ。ただ、市販の商品はどうも甘すぎる。おいしいことはおいしいのだが、これなら塩でいいなと長年思っていた私(あひるねこ)。
しかし先日、ついに理想の調味料に出会ってしまった。それが福岡発のローカル焼肉ダレ「ブルコギヤン 辛口」である。
・理想の焼肉ダレ
「ブルコギヤン」は、福岡県に本社を置くサンダイナー食品が1993年に発売した韓国焼肉ダレだ。上質な九州味噌と甘い九州醤油をベースに、玉ねぎ、にんにく、りんご、生姜などを使用しているという。
西日本では知られた名前なのかもしれないが、私は見るのも聞くのも今回が初めて。関東ではあまり見かけないような……。
実際、当サイトで2021年に公開された焼肉のタレ23品比較記事にも、この「ブルコギヤン」は登場していなかった。
Amazonでの価格は税込491円。評価は星4.5とかなり高い(2026年4月7日時点)。これは期待できそうだ。
さて、焼肉の前に、まずはタレの水質調査から始めよう。軽くなめてみると……か、辛い!
舌にピリッとくるエッジの効いた辛さだ。子どもにはまだ早い、完全に大人の味がする。
・安い肉 vs 高い肉
それでは実際に肉を焼いていきたい。今回は比較のため、外国産の安いみすじ肉と、ちょっと高い黒毛和牛のロースを買ってきた。
まずは安いみすじ肉から。
さっと焼いたら完成である。
タレをたっぷりつけて一口食べた瞬間、めちゃくちゃ好きな味だと直感。
味見した時はドロッと濃厚で甘辛な、よくある市販の焼肉のタレという印象を抱いたが、肉と一緒によく味わうと濃いように見えて実はさらっとしており、そして何より、後味がとにかくドライだ。
にんにくが効いたガツンとした味わいなのに、後を引かない。辛さという名の刃物でスパッと断ち切られるような、やたらとキレのある後味だ。ある意味で真のスーパードライと言えるだろう。
続いて黒毛和牛のロース。
口に入れると、不思議なことに先ほどよりも甘いと感じる。それがタレの甘さではなく、和牛の脂の甘さであると気づくまでに数秒かかった。
牛肉の甘みが「ブルコギヤン 辛口」の甘さのなさとドライな辛さをいっそう際立たせ、結果として奇妙なコントラストを生み出しているのだ。
どちらも最高にうまい。うまいが……個人的には脂が強い和牛よりも、外国産のみすじとの相性の方がより良好と感じた。
安い肉を焼いた時に感じる若干の臭みが消え、元々のポテンシャル以上の旨みを引き出してくれている。ありがとう「ブルコギヤン」。いや、ヤンさんと呼ばせてほしい。
・答えを見つけた
もう今日以降、我が家の焼肉のタレはこの「ブルコギヤン 辛口」一択でいいだろう。焼肉が食べたいというより、もはやこのタレを楽しむために焼肉を食べたいとすら思っている。本当に出会えてよかった。
では最後に一つ、超重要な注意を。「プ」ルコギヤンではなく、「ブ」ルコギヤンである。
おそらく初見の方の多くは「プルコギヤン」と読んだはず。正しくは「ブルコギヤン」ですからね。どうか名前だけでも覚えて帰っていただきたい。
参考リンク:サンダイナー食品、Amazon
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼外国産のみすじは100グラム698円。
▼国産和牛のロースは100グラム980円。