
以前の記事で熱く語らせてもらった『日清中華 辣椒(ラージャオ)担々麺』。冷凍庫にストックがないと不安になるほど私(あひるねこ)が愛してやまない商品である。
ところがここ1カ月ほどは、タイミングが合わずなかなか食べられなかった。ご無沙汰してしまって申し訳ないと思いつつ、先日久しぶりにスーパーで買って帰宅。
さっそく作ろうとしたところ、ちょっとした事件が起きたのだ。これはあなたにとっても他人事ではない。
・体に染み付いたルーティン
約1カ月という信じられないほどのブランクがあいてしまったが、私は基本的にこの『辣椒担々麺』をほぼ週2で食べている。私の血肉の一部を形成していると言っても過言ではないだろう。
もはや長年連れ添った相棒のようなものなので、作り方や水の分量など、いちいちパッケージの裏を確認するまでもない。
前回の記事でも書いた通り、麺は内袋のまま皿にのせて5分~5分30秒加熱。温めている間にお湯を用意し、注いでかき混ぜれば完成という簡単なお仕事だ。
私の体は、この一連の動作をほぼ完全に記憶している。加熱時間や水の量などすべて頭の中にあり、オートマチックでの調理が可能。
この日もいつものように麺を内袋のまま皿にのせ、電子レンジに放り込もう……としたその時だった。ふと内袋の文字が目に入ったのである。
「内袋から出してどんぶりに入れる! ※内袋のまま電子レンジで加熱しないでください」
・まさかの仕様変更
内袋から出す……? 食品に対して、本気で「は?」と聞き返したのは生まれて初めてかもしれない。常識が根底から覆るとは、まさにあのことだろう。
調べてみたところ、どうやら『辣椒担々麺』は2026年3月1日にリニューアルしたらしい。
それに伴い、従来のお湯をかける調理方法から、冷凍スープと麺に水をかけてレンジで温める調理方法に一新されたようだ。たしかにパッケージにそう書いてある……!
冷凍食品のリニューアルは決して珍しいことではないが、調理方法が真逆の方向に変更されるのはさすがに予想外すぎる。
いつものクセで袋のまま温めていたらどうなっていたか? 爆発はしないだろうがきっと大失敗して、テンションがストップ安になっていたに違いない。逆によく気づいたな私も。
・ヘビーユーザーほど注意
初めて買う商品なら、誰でも必ず作り方を読むはず。しかし、何度も買っている “いつもの商品” となると話は別だ。
自分は作り方を完全に理解している。世界中の誰よりも上手くやれる。そう思い込んでいるヘビーユーザーほど盲目な存在はないだろう。
これが今回、私が身をもって学んだ教訓である。体が覚えているから説明書なんて読まない。その慢心が、取り返しのつかない失敗を生むのだ。
皆さんも慣れ親しんだ冷凍食品を調理する際は、どうか自分の記憶を過信せず、裏面を必ず確認していただきたい。ご丁寧に「リニューアル」と書かれているとは限らないのだから。
自戒を込めて筆を執った次第である。それでは麺が伸びてしまうので、いただきます。
参考リンク:日清食品
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼リニューアル後も中身自体は変わらず。
▼水は300mlと書いてあるが、少なめに入れておいて、もし濃かったら足すのが正解。300mlぴったり入れると味が薄く感じるかもしれない。
▼中身を丼に入れて水を注ぐ。
▼加熱時間はリニューアル前よりも長くなった。
▼全体を混ぜ、お好みで花椒入り唐辛子を加えたら……。
▼完成である。
▼見た目はあまり変わらず。
▼スープにはねりごま、すりごま、そして今回から加わった炒りごまの3種類が使われている。なんとなく以前よりも “ごまごま” しているような。相変わらずうまい。
▼加熱時間は長くなったが、お湯を別に沸かす手間がなくなったので、個人的に今回のリニューアルは大歓迎だ。