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【地獄】AIに合コン組ませたら3回連続で前日にドタキャンされた話

5時間前

最近のAIの進化はめざましい。

日常のちょっとした相談からビジネスの意思決定まで、もはや「とりあえずAIに聞くか」が当たり前になりつつある。そんな流れは当然、婚活市場にも押し寄せており、AIによるマッチングサービスも続々と登場しているらしい。

その中で今回私が目をつけたのが、「AIが合コンをセッティングしてくれる」という夢のようなサービスだ。これは試すしかねぇ!

というわけで、昨年から婚活戦線をさまよい続け、大型街コンで敗北し、マッチングアプリでも目立った成果を上げられていないアラフォーの私が、藁にもすがる思いでこのサービスに手を出してみたので、その一部始終をお届けしたい。

・AI合コンサービスの仕組み

まずサービスの概要だが、ざっくり言うと男女複数人同士の合コンをAIがマッチングしてくれるというもの。

登録には写真審査が必要で、これを通過するとプロフィールや希望条件を入力し、あとは日程を予約するだけというシンプル設計だ。

合コンは予約した時点で確定となり、キャンセルには料金が発生する。通常で数千円、前日キャンセルになるとなんと約1万円。合コンは1人でも欠ければ成立しないため、その抑止力としての価格設定なのだろうが、なかなかに強気である。


さらに、合コンの参加メンバーは前日20時まで一切非公開。また、ようやく公開された情報も年齢や職業などの簡単なプロフィールのみで、顔写真はぼかされていて見ることができない。つまり当日現地に行くまで、どんなメンバーと対面するのか一切わからないガチャ形式となっている。

ちなみに女性側は合コン開始30分前に集合し、そこで顔合わせをしてから会場へ向かう仕組みらしい。女性同士が打ち解けている方が場の雰囲気が良くなる、という心理的効果を狙っているとのこと。なるほど、理にかなっている。

さて、このサービス、かなり人気らしく予約は常に埋まり気味。私もようやく2週間後の枠を確保することができた。


──が、事件は前日に起きた。


・キャンセル祭り

なんと、メンバー情報が公開された後に男性側のキャンセルにより合コン自体が中止になったのである。


やや悲観的な見方かもしれないが、あの高額なキャンセル料を支払ってまでの離脱である。となると、参加女性(主に私)の年齢がネックとなり、事前に回避された可能性もゼロではない気がしてくる。

とはいえ、こちらも出会いを求めている身だ。申し訳なさを感じつつも気を取り直して次の予約を入れる。決戦は2週間後だ。


そして迎えた前日──



またしてもキャンセル。


今回は20時のメンバー情報公開前のキャンセルとなったが、待て待て。決して安くない金額だぞ? みんなそんなに気軽にお金をドブに捨てられる富豪なのか? 

軽く混乱しつつも、三度目の正直に賭けて再度予約。決戦はさらに1週間後へと延期された。


しかし……!



三度目も、前日にキャンセル。


今回もメンバー情報公開前のキャンセルとなったわけだが、ここまでくるとさすがに「偶然」で片付けるには無理がある。

メンバー情報公開後にキャンセルとなった初回はまだ理解できる。しかし、公開前の段階でキャンセルされた2回目・3回目については、どうにも腑に落ちない。だってキャンセル料は安くないんだぞ?

これは裏で何か調整されているのでは……? そんな疑念がじわじわと湧き上がり、私は運営に問い合わせてみることにした。

返ってきた回答はこうだ。


なるほど、運営側の操作ではなく、あくまで会員都合とのこと。

ちなみにこのサービスの利用者は主に20〜30代らしい。ギリギリ30代に足を引っかけているとはいえ、実質アラフォーの私が、年齢的に弾かれている可能性もゼロではないだろう。もしそうなら申し訳ない気持ちもあるが、だからといって3連続キャンセルはなかなかの破壊力である。

予約するたびに予定を空け、前日に崩れるスケジュール。精神的にも地味に削られる。こんなのってあんまりじゃん……!

そんな中、数日後に運営からこんな連絡が届いた。


──ほう。ここにきて、運営側から直々にお誘いとは。

メンバーが集まらない際にこうした呼びかけが行われているのだとすれば、やはり私の読みも、あながち的外れではなかったのかもしれない。

今回の問い合わせがきっかけで、いわば救済措置的にこのような案内が届いたのだろうか。なんというか、急に現実的な裏側が透けて見えた気がしてならない。

もちろん、サービスとして参加者の満足度を調整するのは当然のことだろう。ビジネスである以上、リピートしてもらうことが最優先だ。その中で、より需要の高い層を優遇する動きがあったとしても、不思議ではない。

そりゃそうだよね、と納得すると同時に、アラフォーには、なかなか厳しい戦場であることも思い知らされた。


・なんの成果も得られませんでした!

結局、私は一度も合コンに参加できないまま、このサービスを終えることになった。AIにセッティングされる未来の出会いは、思っていたよりもシビアだった。

正直なところ、現時点でこちらから積極的に予約を入れる気力はだいぶ削がれてしまった。もしタイミングよく枠が空いていたり、ご縁が巡ってくるようなことがあれば、そのときは改めて参加してみてもいいかなというレベルだ。

結局のところ出会いはタイミングと縁に尽きるのだろう。焦らず、次の機会をゆるく待ちながら、ぼちぼちやっていきたい。

執筆:大島あさ未
Photo:RocketNews24.
Screen Shot:LINE

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