「オープンイヤーワイヤレスイヤホン」だと!?


かつて私は「オープンイヤーヘッドホン(開放型ヘッドホン)」に憧れを抱いていた。知人が持っていたのを聞かせてもらったところ、自然かつ広がりのある音に一目惚れ(一耳惚れ)したのである。だが、思いのほか高価で買えなかった。


ところがダイソーの電気系コーナーをチェックしていたら……700円! これはもう買うしかない!! 憧れのオープンイヤーを、今ふたたび! 私は興奮しながら商品を抱えて帰宅した。

箱の中には、説明書と、本体。


ほほう、この穴の中から音が出るわけだな。


充電はUSB-C。


しかも物理的なボタンではなく……

タッチセンサーで電源ON! 想像以上にハイテクだぁ!



デバイスとはBluetoothで接続


イヤホンは耳の中に入れるのではなく、「耳の外」に添えられている感じ。


そして音楽を流してみると……


……


……


……音が……


あまりにも音がショボい。低音も高音も「こうだった」と感想を語れるレベルには遠く及ばない安っぽい音。


どんな使用感なのかを一言で説明するならば、「耳の外にある100円くらいの激安イヤホンから大音量で音が流れている」といった感じで、なんだかものすごく物悲しい。


また、オープンイヤー特有なので、このイヤホンのせいではないのだが、音漏れもなかなか。しかも、その漏れた音が、またシャカシャカとショボくて実に切ない。


700円なのだから当然といったら当然。これはかつて私の憧れていた、高くて買えなかった「オープンイヤーの音」とは程遠い世界。「数百円クラスの世界」だった。


「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする」ならぬ、「700円オープンイヤーを頭に付けたら、100均世界の音がした」だった。


執筆:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

▼音漏れ具合はこんな感じでした