
2025年11月、中国外務省により日本への渡航自粛呼びかけが発表されてから随分と時間が経った。これまで当サイトでは全国各地の様子をお伝えしてきたが、今回は福岡県・太宰府天満宮の今に迫ってみた。
場所によっては影響なし。そんなところもあったが、まさかまさかのそのまさか……思いも寄らない光景が広がっていたのでお伝えしたい。
ちなみに筆者は福岡県出身。帰省するたびに太宰府天満宮を覗いているため、人の増減はそれなりに感じ取れている……方だと思う。
例えばコロナ禍。令和ゆかりの地「坂本八幡宮」が話題になり、まさにこれから令和フィーバー……というタイミングで観光客が激減したことを思い出す。
普段なら受験生をはじめとする参拝客が増える12月だったにもかかわらず、この時は寂しい限り。現地はさぞ痛手だったに違いない。
それから時間は流れ、徐々に回復しているのを実感。日常に戻ったここ数年だと、中国はもちろんアジア圏から数多くの観光客がやってくるようになっていた。
そしてこの日は2月下旬のド平日。受験シーズンも落ち着いたし、人はそんなに多くないだろう……むしろゆっくり見られるくらいガラガラかと思っていたら……
えええええ!!!!
おいおいおいおい……
大・大・大混雑……!!!!!!!
誰か有名人でも来てるのかと疑いたくなるくらいの人で、中国の渡航自粛勧告なんてどこ吹く風だった。休日ならまだしも、平日でこれは一体……!
場所によっては、ゆっくり買い物さえできないような想定外の光景にビックリ。何が起きているのか分からなかったため、地元の人に話を聞いてみた。
──今日は人が多いですね。いつからこんなに増えたんですか?
地元の人「ずっと多めでしたが、最近さらに増えましたよ。学生さんが春休みに入ったというのもあると思います」
──なるほど、学生さんの旅行ですか! では中国からの観光客はどうでしょう? 渡航自粛勧告の影響はありますか?
地元の人「台湾、香港、上海あたりからも観光客は来てますけど、以前に比べて減ったのは確かです。そのぶん韓国からの観光客が増えましたね。
旅行業の方でも中国の渡航自粛を踏まえ、韓国の方にアプローチしたって話も聞きました。なので、海外からだと圧倒的に韓国からの観光客が多いですね。前から多かったけど、中国の渡航自粛勧告からさらに増えたように思います」
とのことで、まさかの勧告から韓国であった。耳をすましながら参道を歩いていると、この日飛び交っていたのは確かに韓国語ばかりで英語が少々。中国語はゼロじゃないものの、以前と比べたら圧倒的に少なく感じた。
福岡県が韓国から近いというのもあるだろうが、この日の体感だと中国からの渡航自粛勧告の影響はそれほどないように感じた。それにしても、太宰府天満宮がこんなに賑わっているのは久しぶりに見た。
これから暖かくなって桜が満開になったら、一体どれほどの人が押し寄せるのか。周辺だと「太宰府政庁跡」や『鬼滅の刃』の聖地として知られる「宝満宮竈門神社」の桜がキレイなのでぜひ。
参考リンク:太宰府市観光協会
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼太宰府天満宮になんとBEAMSが!
▼オシャレな店舗の外観
▼アイテム系を揃えるお店で太宰府限定もあった
▼せっかくなので花瓶や小瓶に挿して使う「い草(1650円)」を買ってみた
▼こんな感じだろうか
▼あとは太宰府といえば梅ヶ枝餅