
株取引において重要な損切り。これは購入した株式が下落した際、まだ傷が浅いうちに売ってさらなる損失拡大を防ぐ技だ。損失を確定させることになるので勇気がいるけど、雪だるま式に損失が増えて致命的なダメージと化すこともあるし、次の投資機会を失う場合もあるので切る方がリスクが少ないというのが一般論である。
5~10%下落が目安と言われていて、決めたら機械的に実行することが重要。でも、「戻るかも」という希望的観測が邪魔をして難しいんだこれが。なんなら、私(中澤)は5年損切りしていない。
・損切りはした方がいい
いや、個人的にも絶対損切りした方がいいと思う。ただ、自分が損切り下手くそすぎるだけなのだ。多分買うタイミングも悪いんだろうなとは思う。絶対デイトレードしちゃいけないタイプだ!
株を始めて1年目の2020年は損切りしながら短期間のトレードもしていたんだけど、結果年間の収支は「-9836円」だった。そこで大きく儲ける才覚はないことが分かったので、2年目は方向性を変えて損切りを極力しない方向でやってみたわけである。すると、2021年は一応3万3645円のプラスだった。
2022年の資産は130万円くらいだから、プラスと言っても大したことない額である。ただ、自分で決めた方向性に慣れていくうちに、毎年ちょっとずつプラスが上がっていって、2025年の年間の利益は株取引だけで79万787円。配当等を合わせて81万2110円に。
5年間を振り返ると、国内株で139万9911円、海外株で48万4869円、配当なども合わせると232万1763円の儲けとなっている。
・気をつけてたこと
もちろん、株の世界では小物も甚だしいけど、1年目のことを考えると目覚ましい数字だ。そんな損切りを切った5年間、私が株を買う際に気をつけていたことがある。前述の「2年目に決めた方向性」というのがそれなんだけど、簡単に言うと以下を意識しているのだ。
1. 話題の株じゃなく知ってる業界や興味のある株の動きをしばらくチェックする
2. 欲しい株が倒産しなさそうな会社か調べる
3. 株価が下がった時に買う
──ビジネス自体に興味ない人は「1」が難しいかもしれないけど、私は「自分もこの業界にかかわってみたい」「羨ましい」と思うかどうかを目安にしている。
そして、元々興味があって見てる業界のはずなので、そのファンに定番となっている会社かどうかっていうのが「2」。要するに、そこまで会社の調査にガチるわけではない。後から色々出てくることも珍しくないしね。
で、「3」は一瞬下がったタイミングとかではなく、3年くらいの期間で株価を見て周期の下の方で買うということ。
・5年を振り返って思うこと
もちろん、底だと思ったらまだ下があったパターンも結構ある。なんなら、株価が半分になったこともある。ただ、2024年は世界株安、2025年はトランプ関税など、世界的な暴落が襲来する中を切り抜けられたのは良い経験をしたかもしれない。
一方で、損切りをうまくできたらもっと儲けられたんだろうなあとも思う。結果的に5年を振り返ってみて感じるのは売るタイミングの難しさだ。
1つマジで「チャンスを逃した」と思ったのは、みずほ銀行の株を売ってしまったこと。実は私は2023年、アメリカ金融不安の時に2098円のみずほ銀行株を200株購入していて、もし今でも持ってたらこれだけで100万円以上の儲けになっている。
200株だったから暴落から回復してプラス4万9800円で利確して喜んでたけど、あそこで売らなきゃなあ。売るタイミングって本当に難しい。まだまだ修行が足りない私。2026年はプラス100万円を目標に頑張っていこうと思う。
※本記事の内容は、あくまで筆者個人の投資体験や感想を公開するものであり、特定の銘柄の売買を推奨したり、将来の利益を保証したりするものではありません。投資にはリスクが伴います。
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執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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