
突然だが、あなたが好きな「かつや」の期間限定メニューは何だろうか? 私(あひるねこ)はというと、断トツでタレカツ丼である。「かつや」のタレカツ大好き。タレカツしか勝たん。
おそらく今年もタレカツ丼は発売されるだろう。今から楽しみでならない……と思っていたら、なんと「かつや」系列のタレカツ専門店が登場するというじゃないか。
2026年2月2日オープンの新業態「タレカツ食堂たれとん」を一足早く体験してきた!
・「かつや」の新業態
「たれとん」がオープンするのは、サラリーマンが行き交うJR新橋駅前。今日は新店舗にて、メディア向けの試食会が開催されるとのことでやって来た。マップを見ながら目的地へ向かうと……。
おや? 私としたことが「かつや」に来てしまったようだ。どうやら住所を間違えたらしい。気を取り直して「たれとん」に向かい歩き始めたところ……。
徒歩10秒で着いた。
・攻めすぎの出店場所
なん……だと……? そう、「かつや」のすぐ近くに、「かつや」のタレカツ専門店「たれとん」がオープンするのである。骨肉の争いすぎるだろ。
ここ、ニュー新橋ビルには他にも「からやま」や「肉めし 岡もと」といった同じく「かつや」系列の店舗が軒を連ねているが、まさか身内のカツ専門店同士がこんな至近距離で並ぶことになるとは。
新橋は今、仁義なき揚げもの戦国時代に突入しようとしている。
・「たれとん」はこんな店
それでは改めて「たれとん」についてご説明しよう。ざっくり言うとメニューは2種類。『豚たれかつ丼』と『鶏たれかつ丼』のみである。あとはトッピングや豚汁くらいだ。
カツの枚数は3枚・4枚・5枚から選択が可能。増やすごとに価格も上がるものの、このシステムはかつての「かつや」のタレカツ丼と同じで、オールド “かつや者” としては胸が熱くなる。
『豚たれかつ丼』は「かつや」のカツ丼と同じ豚ロースを使用しているが、「かつや」と違って薄く叩いてあるのが特徴。これによって肉が柔らかくなり、タレがしみやすくなるそうだ。
2021年8月に発売された『豚ロースタレカツ』とは完全な別物と考えていいだろう。
ただ、個人的にはやはり鶏ささみを使った『鶏たれかつ丼』が気になる。同じく鶏ささみを使用している「かつや」のタレカツ丼と、一体何が違うのか?
・「かつや」と「たれとん」の違い
今回いただいたのは、こちらの『鶏たれかつ丼 4枚』(税込759円)。キャベツも何も入っていない、ご飯とカツだけという極めてシンプルなフォルムからは、タレカツ発祥の地である新潟のスタイルへの強いリスペクトを感じる。
昨年はあまりにボディが細すぎて、“実事上のエビフライ” と化していた「かつや」のタレカツだが、「たれとん」の鶏タレカツはこれ以上ないくらい理想的な仕上がりで、私も思わず歓喜した。
まず何といっても衣が違う。「かつや」の衣は、あの独特のザクザク食感を出すため、荒めのパン粉が使われている。一方「たれとん」の衣は、「かつや」と比べるとパン粉がもっと細かいのだ。
これにより衣がタレとよく馴染んで、サクッと軽やかな食感になっていた。間違いないうまさ。
甘辛い醤油ダレと、しっとり柔らかい鶏ささみの組み合わせは、「かつや」のタレカツと似ているようでどこか微妙に異なる。
「かつや」が “かつや風タレカツ” なら、「たれとん」は “王道ド真ん中タレカツ” といったところだろうか。これが期間限定ではなく、通年メニューとして存在することへの感謝の念でいっぱいである。
・最大の懸念点
しかし、こうなると気がかりなのが、もう「かつや」ではタレカツ丼が食べられなくなるのでは? という問題だろう。これまでほぼ年イチで登場してきた「かつや」のタレカツ丼が、もしかしてクビになってしまう……?
よく考えたら「たれとん」は私の家の近所にはない。「かつや」のタレカツ丼がなくなったら非常に困るが、でもそうしないと売り上げの食い合いになってしまうしな……。
するとここで「たれとん」の店長さんが登場! 思い切って疑問をぶつけてみることに。その結果……。
店長さん「いやぁ、どうでしょう。タレカツ丼は『かつや』の期間限定メニューの中でも1~2位を争う人気商品ですからね。変わらず販売され続けてもおかしくないかと」
バ、バカな……! つまり「たれとん」がタレカツ丼を売っているのに、すぐ近くの「かつや」でもタレカツ丼を売り出す修羅の未来もあり得るということですか? 同じグループ内でタレカツ丼をぶつけ合うと……?
戦争だろうが……! そんなことをしたら……!! 戦争だろうがっ……!!
「燃えるぜその言葉」
もしそんな世紀末的珍事が実現したあかつきには、再び新橋まで出向いて両店舗をハシゴする所存なので期待していただきたい。
・5日間限定で550円に
さて、それでは最後に開店記念キャンペーンについて触れておこう。オープン日の2月2日から6日までの5日間は、『豚たれかつ丼 3枚』と『鶏たれかつ丼 4枚』の2品がなんと税込550円で販売されるぞ!
この価格は店内でもテイクアウトでも適用されるとのこと。期間中は混雑が予想されるが、新橋周辺を拠点とする “かつや者” 諸君はぜひ駆けつけてほしい! さらなる出店にも期待大だ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 タレカツ食堂 たれとん 新橋店
住所 東京都港区新橋2丁目16-1 ニュー新橋ビル1F
時間 10:30~22:30
参考リンク:タレカツ食堂 たれとん
執筆:エクストリームかつや者・あひるねこ
Photo:RocketNews24.
★「かつや」関連の記事はこちら → シリーズ「かつや者」
▼店内はカウンター席のみ
▼トッピングの『ネギ玉』(税込165円)
▼『チーズ』(税込220円)
▼『卵入り豚汁』(税込275円)
▼『山盛りキャベツ』(税込165円)
▼最新情報は私のX(Twitter)で!
かつやの新業態「タレカツ食堂たれとん」に一足早く行ってきました。かつや者悲願のタレカツ専門店ですが、出店場所が本家かつやから徒歩10秒で戦国時代に突入しようとしています。 #続きは記事で pic.twitter.com/aH9Xa1INsv
— あひるねこ@ロケットニュース24 (@ahirunekoindie) January 29, 2026