円安に物価高といくらなんでも不景気がすぎる。「ゆるやかに回復」なんてニュースもあったりするが、悪いと感じている人が圧倒的に多いのではないだろうか。

一体どうなってんだ、日本社会! こんなの酒でも飲まんとやってられんぞ!!

・後輩と日高屋へ

てことで、今宵も足が向くのは酒の席である。帰る準備を整え、さぁて行くか……と思ったら隣の席からなんだか視線を感じた。チラッと見てみると……おぉぅ。


後輩の古沢記者だ。いつもは大人しくて真面目な彼だが、聞けば不景気に不満があって酒を飲みたい気持ちになることもしばしばらしい。


そうかそうか、それならたまには先輩らしいことをするか……そしてせっかくの機会だ。「今から飲みにいくけど一緒に来る? 俺の行きつけだから好きに飲み食いしていいぞ」と太っ腹な誘い方をしてみた。


即答で「行きます!」と古沢。そうと決まったので、事務所のある新宿二丁目を出て歩くこと少し。「新宿に行きつけあるんですね!」と興奮を隠せない古沢を連れてやってきたのは……




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> 熱烈中華食堂日高屋 <
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ご存じ関東地方を中心に展開する激安中華チェーンだ。関東在住のサラリーマンは「日高屋とは親友関係」という人も多いのではないだろうか。もちろん私の親友でもある。


一瞬、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた古沢だが、ここは私が普段から鬼リピする紛れもない行きつけ……なんなら今年も元旦からお世話になった。さぁ、好きなだけ飲み食いしなさい!


期待させただけにガッカリするかも。そう思っていたら「実は僕、そんなに日高屋を利用したことないんですよ。美味しそうなものばかりですね!」と古沢は逆にご満悦。意気揚々とタッチパネルを触り始めた。

しかし、今日という今日はまったくもって問題ない。日高屋は1000円あればお腹いっぱいになれるし、2000円もあれば満足度の高い飲み食いができるのだから!

実際、私が飲みで利用するときは2000円以内に収まるケースがほとんど。まぁ2人で好きに飲み食いしても7000円くらい……何ならそこまで行ったらスゴいような気もする。

・宴スタート

さて、これにて日本社会を憂う会……という名のただの飲み会がスタート。とにかく場所が日高屋なのが素晴らしい。財布の心配をしなくていいから、私を大船に乗ったつもりにさせてくれる。


1杯目はビールを流し込み、食事は餃子やニラレバなど人気どころをとりあえず注文してみた。間髪入れずに料理がやってくるが余裕も余裕! これでも3000円を超えてないんじゃないか?


腹ぺこだったのか一心不乱に飲み食いする古沢。好きなだけ食って好きなだけ飲め〜!

私もビール片手に気分上々。後輩との場を楽しんでいたのだが、ここでふと異変に気づいた。そう……


40代に入ってジジイになってきたからなのか、あまり食べられなくなった私はかなり早い段階でお腹いっぱいに……。金額にして1500円くらいで仕上がってしまったのだ。

胃袋が小さくなってるのかなぁ……これだとまさかの5000円以内の会計もあるかも……と思いきや! 向かいに座っている古沢は私と勢いが違った。


飲み食いともに……


止まらないッ……!!!!


そう、実を言うと古沢はかなり食べられるクチ。以前しゃぶ葉の食べ飲み放題に行ったときも鍋、飲み物に加えて寿司もガンガン食べていたのを思い出した。

こやつ、もしかしたら底なしの胃袋なのかも。マジでめちゃくちゃ食べる……そして酒も飲めるやんけ……!


その後も古沢はフルスロットル。中でもドラゴンチキン、それから餃子を気に入ったようで追加注文。さらには……


どんだけ枝豆食べるんだよ! そうツッコミたくなるほど枝豆も食べまくっていた。


気がつけば追加注文しすぎで卓上のレシートは山盛り。会計するのにちょっと緊張することになった。

・まさかの会計金額

はたして日高屋で好きに飲み食いしたらどうなったのか。以下、注文したものと金額である。


・生ビール 5点(1950円)
・唐揚げ 1点(640円)
・コリ旨!砂肝 2点(420円)
・枝豆 3点(660円)
・餃子 3点(900円)
・ニラレバ炒め 1点(580円)
・レモンサワー 5点(1650円)
・ハイボール 10点(3400円)
・ドラゴンチキン 1点(330円)
・冷奴 1点(200円)
・やきとり 1点(220円)
・3個餃子 1点(160円)


まさかのお酒20杯でフィニッシュ。ちなみに私は序盤のニラレバ、餃子、唐揚げあたりで食の戦線から離脱。そこからはほぼほぼ飲みに徹していた。

それを踏まえ、合計金額はいくらになったのかというと……


11110円なり!


あと1円足せば奇跡のゾロ目……というのはさておき、まさか10000円を超えてくるとは! まぁでも日高屋だからこそ逆にこの値段で収まったという見方もできる。

いずれにしても、不景気を嘆いて暗い顔をしていた古沢に笑顔が戻った。そのことを考えたら安い飲食代だったのかもしれない。

こうして帰路についたのだが、これまで2000円以内で収まっていたのは、もしかしたらもしかして……自分のジジイ化があったから? そう思うとなんだかちょっとへこむ気もした夜だった。

しかし、日高屋はいつもそこにいてくれる親友。不景気とは違って、ゆるやかに回復する見込みのない私の胃袋にこれからも寄り添ってくれそうである。

参考リンク:熱烈中華食堂日高屋
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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