
何はともあれ、肉が足りない──。そう直感した私(あひるねこ)は、「福袋 肉」というあまりにも知能低めなワードで検索を試みた。
その結果、一番最初に表示されたのが、柿安本店の『黒毛和牛 すき焼福袋』だったのである。こちらはすでに予約が終了しているため、来年用の参考になれば幸いだ。
・老舗の肉福袋
明治4年創業の肉の老舗「柿安本店」による2026年度の福袋は全5種類。今回予約した『黒毛和牛 すき焼福袋』は、その中でもっとも安い税込6480円である。
商品は事前に指定した「柿安 精肉」店舗で受け取る。年末年始にデパ地下にあるような精肉店や鮮魚店に入ると、なんとなくこっちも景気がいい気分になってこないだろうか。
自宅に郵送で届くのも便利だが、やはり気合いが入った肉や魚はお店でお金を払って、自分の手で買いたい。その過程も含めて楽しみたいと思う。
・開封の儀
福袋を購入すると、しっかりした作りの『柿安オリジナルビニール保冷バッグ』が付いてきた。なるほど、さすがの高級感だ。電車の中でめっちゃかさばったけど。帰宅し、さっそく開封してみると……
うおおおお!
何だこのヤバそうな肉は……! 美しッ!!
さらに……うおおおお!
もう一つ出てきた。
6480円の『すき焼福袋』の中身は、黒毛和牛の肩すき焼用350gが2パック。計700g。ただ、同じ商品でも明らかに左の肉の方がサシが多い。おそらく産地も違うのだろう。
パッケージには「国内産」とだけ書かれているが、個体識別番号が記載されていたので検索してみたところ……。
こちらが熊本県産で……
こちらが北海道産だった。
産地の違う黒毛和牛を食べ比べできるとは、なんとも贅沢な仕様である。
実を言うと、我が家はすき焼きをほとんどやらない。たぶん結婚してから一度くらいしか食べていないと思うが、さすがにこんな凄まじい肉を見せられて、すき焼かないワケにはいかないだろう。
ちょうど福袋には『柿安すき焼わりした』も入っている。よし、いっちょやるか! すき焼き!!
・優勝
結論としては、今年一番うまい。
すき焼きって、すぐ肉が固くなるのがなぁ……と思っていたが、ある一定のラインを超えた牛肉は、どんな状態でも常に最高のパフォーマンスを叩き出してくるようだ。口の中で脂が甘く溶けていく。
700gという量もちょうどよかった(妻と私、5歳の娘の3人)。もしかしたら今後、我が家の正月はすき焼きが定番になるのでは? そう予感させるに十分な福袋であった。来年用にぜひ覚えておいていただきたい!
参考リンク:柿安本店、牛の個体識別情報検索サービス
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼黒毛和牛(国内産)肩すき焼用(350g × 2パック)、柿安すき焼わりした、柿安オリジナルビニール保冷バッグ、牛脂も入っていた
▼保冷バッグはしっかりした作りで使い道がありそう