
車内掃除で見て見ぬふりをしてしまう場所といえば、内窓だ。フロントガラスの奥は腕を伸ばしてギリギリ届いても角度がキツくて力が入らない。拭いたつもりでもムラが残る。
そんな放置されがちな内窓エリアを一掃できるとSNSで話題になっているのが……オートバックスの「内窓をラクに拭けるモップ(898円)」だ。半信半疑で買ってみたのだが、こいつが本当にラクに届くのである。詳しく紹介したい。
・内窓をラクに拭けるモップ
近所のオートバックスではすでに完売。どうやらSNSで話題になった影響で一時的に品薄になっているらしい。その後も数店舗のオートバックスをハシゴしてなんとか「内窓をラクに拭けるモップ」を手に入れた次第である。ここまで人気だとは……
車の内窓は誰にとっても掃除しにくい場所なのだろう。モップの特徴を整理すると、柄が伸び縮みする仕様になっていて、最短30cmから最長46cmまで調整可能だ。
数字だけ見るとやや控えめだが、数センチが内窓の掃除では非常に重要なのは言うまでもない。もちろん掃除がしやすいだけでなく収納もラク。
さらにヘッド部は180度首振り機能があるおかげで、ガラスの角度に合わせてフィットするらしい。しかもパット部は取り外して洗える(予備はナシ)ので清潔に使える。それと持ち手がスポンジなので冬場でも冷たくなりにくくしっかりと握れるぞ。
・実際にどうなのか
実際にフロントガラスの内側を拭いてみると……
これまで全然力が入らなかった場所もあっさり拭ける。あり得ないほど無理な姿勢で拭く必要がなくなった。
ってか、ヘッドがガラス面に沿って動くから面でしっかり当たる。モップがガラス面にピタッと沿うのだ。そのまま滑らせるだけで力を入れなくてもラクに拭ける。普通にスイスイ拭けるのは感動。結果、ムラになりにくい。
・めっちゃラク
マイクロファイバーの繊維が細かい汚れをキャッチしているのも分かる。タオル手拭きより圧倒的にラクだしキレイに仕上がる。898円でこれまで諦めていた場所が当たり前に掃除できるようになるなら安いだろう。
ただ頑固な油膜やこびりついた汚れは取れないので、あくまで「日常の拭き掃除」用だ。ガラスクリーナーと併用すれば、仕上がりはさらに良くなるだろう。スタッフの方曰く「とくにミニバンやセダンのオーナーに人気」だそうだ。
ダッシュボードに「届きにくい場所に届くために設計されたモップ」が1本あるとマジで便利だと思う。オートバックス各店、またはオンラインストアで購入できるので興味があればチェックしてみてほしい。年末の大掃除前にぜひ!
参考リンク:オートバックス「内窓をラクに拭けるモップ」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.