
リンガーハットの福袋が販売されると、毎年のように購入している記者。過去を振り返ると野菜が入っていたこともあったが、ここ数年はリンガーハットの福袋のありようみたいなものが定まってきたのか、お得で落ち着きのある内容だったように思う。
今年(2026)もまた割引券やオリジナル商品をたくさん入れてくれることだろうと、発売日である2025年12月10日、期待を胸に店舗へ足を運んだ。するとどうしたことか、福袋が並ぶ店頭にはいまだかつてないほどの人だかりが。
何事かと急ぎ近寄ると、どうやらみなさん “アレ” が気になり、買いに来た様子。そう、今年のリンガーハット福袋はこれまでと、ひと味もふた味も違うのだ。
・「リンガーハット福袋2026」税込3500円
・お食事割引券 500円×6
・クーポン付き歳時記カレンダー
・長崎ちゃんぽんスープ濃縮タイプ
・リンガーハット工場名物かりんとう
・リンガーグミ
・鶯ボール(ちゃんぽん味)
・杏仁豆腐(常温)
・オリジナルトートバッグ
──以上だ!!
・満足度が高い
例によって、お食事引換券と、クーポン付きのカレンダーが付いている。引換券は計3000円、1会計で複数枚使えるという神対応で、カレンダーに付いているクーポンとも併用できる。
ただしモバイルオーダーなどでは使用できないといった、細かな決まりはあるので自身で確認してほしい。有効期限は2026年2月28日で、購入したその日に使うこともできる。
カレンダーには、毎月100円の割引券が2枚、計24枚付いているため、福袋代の3500円のもとは簡単に取れるだろう。そんなこと言いながら昨年(2025)の袋より、500円アップしているじゃないかと思っている人もいるかもしれない。
しかしながら、この中身を見れば納得するはずだ。まずスープの濃縮タイプ、かりんとうあたりはお馴染みだろう。スープはお湯に溶かすだけであの味が再現できるし、かりんとうもサクサクで美味しい。
また昨年も入っていたグミ、こちらもビワと杏仁の味がしっかり感じられて、やはり美味しい。開けたら最後、あっという間になくなること請け合いだ。
そして新顔の、鶯ボールちゃんぽん味に、杏仁豆腐。鶯ボールはよく知る味であるが、まさかのコラボである。ちゃんぽん味とはいかに……!? さっそく開封してみたところ、しっかりした豆の噛み心地に程よい出汁としょっぱみ。軽く後味がちゃんぽんで、こりゃあ旨い。
お酒が欲しくなる味で、食べる手が止まらない。鶯ボール(植垣米菓)もリンガーハットもすごいなあ。非売品とあるので、福袋を買わなければ味わえないことだろう。杏仁豆腐も店の味と違うのだろうか、気になる。
もうすでに満足であるが、ここで終わらない、むしろここからがすごいところが今年(2026)のリンガーハット福袋の恐ろしいところ。なんと、合皮生地を使用したリンガーハットオリジナルトートバッグが付いてくるのだ。みんなが狙っていたのはコレだったのだ。
・レベルが違う
これまでにも幾度となくオリジナルバッグは付いてきたが、レベルが違う。見るからに高級感があふれていて、しかもリンガー色が薄く、サイズも大きいため会社にも持っていけそう。
サイズはW400×H350✕D120であるらしく、ブラウン・カーキ・ネイビーの3色。記者が訪れた店舗ではひとり5袋まで購入していいとのことだったので、全色いっている人もいた。
迷った挙句、一番袋の減りが早そうだったブラウンを選択。さっそく開けてみると手触りが良く、合皮とは思えない質感。小さな文字で、「リンガーハット」とさりげなく入っている。
肩掛け可能なベルトの長さで、またもやさりげないロゴが付いた内ポケットがふたつ。バッグの背面にもファスナーがあって、物が入れられる。極めつけにリンガーハットの建物を想起させるマーク入りの、ラゲッジタグが付いているのだ。
なんともはや、かなり熱が入っていると見え、異次元の豪華さである。そりゃあ、店のオープンと同時に人だかりができるなと納得だ。しかしここまでしちゃって、来年はどうするのだろう。リンガーハットファンの記者は、勝手に今から不安になっている。
いろいろな面で、過去一番の衝撃を受けた『リンガーハット福袋2026』。これだけの内容だ、もう売り切れている可能性もあるかもしれない。万が一見かけることがあれば、すぐさま手に取ることをオススメする。
参考リンク:リンガーハット福袋2026
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼オリジナルバッグ、我が家の猫もすっぽりハマる大きさ。気に入ったようでした