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【昭和レトロ】人生で初めてプロマイドを作ってみた / セブン「ネットプリント」 + ダイソー「手貼りラミネートフィルム」を駆使して

3日前

昭和世代の人は1度は試したことがあるはずだ。写真撮影の時に芸能人を気取って、プロマイド風のポーズを決めたことが。私(佐藤)にもある。子どもの頃、自分はテレビに出る芸能人になると、ひそかに夢見ていたのだから。

大人になった今、あらためてブロマイド風写真の撮影に挑戦! セブンイレブンの「ネットプリント」とダイソーの「手貼りラミネートフィルム」を駆使して、プロマイドを作ってみたぞ!

・プロマイドとは?

今のようなネット時代、SNSが登場するよりもずっと昔。東京・原宿には芸能人ショップが多数存在していた。それらの中には、芸能人のプロマイドを扱うお店も少なくなかった。

「プロマイド」を知らない人のために説明しておくと、これはファン向けのスターの肖像写真のことを指す。以前は各地に専門店があったはずなのだが、現在は東京・浅草の「マルベル堂」が唯一のお店になってしまった。

ちなみにマルベル堂は現在も多くのプロマイドを扱っており、事前に予約をすればプロマイド撮影をお願いすることもできる。


・手貼りラミネートフィルムで挑戦

さて今回私は、自分が主催するポールダンスイベントで、お客さんにプレゼントするためのプロマイドを用意することにした。「昭和レトロ」がイベントのテーマだったので、プレゼントにふさわしかったからだ。私のプロマイドが欲しくなるかどうかはさておき……。

出演者のひとり、GO羽鳥にも事前に自撮りをお願いしておいた。「昭和な笑顔で写真を撮ってほしい」と。そうしたところ、彼はオーダーにバッチリ応えて、完ぺきな昭和顔を再現してくれた。西城秀樹かと思ったぞ。


彼から受け取った写真データを、セブンイレブンのネットプリントに登録。写真紙はLサイズ1枚60円でプリントできる。それで写真の準備はOK! このままでも良いけど、もう少しグレードを上げるために、ラミネートしてみることに。


ラミネーターを持っていないので、ダイソーでA5サイズの「手貼りラミネートフィルム」(4枚入り:110円)を購入。これを使って手作業でラミネートに挑もう。


やり方はシンプルだ。フィルムの薄い方をめくって原稿(写真)を挟み、再び薄いフィルムを閉じるだけ。な~んだ、カンタンカンタン! すぐできるな。と安易に考えた私は、初手で痛恨のミスをしてしまう。


写真の置く向きを間違えてしまったようだ。この時、ミスに気づかずにそのまま作業を進めてしまう。本来は見せたい方を下に向けて、薄いフィルムで閉じなければならないのに、見せたい方を上に向けてフィルムで閉じたのだ。

その結果、できるにはできたのだが……。


粘着のない薄いフィルムが表に来ているので、フィルムが浮いている。写真の保護はできているけど、なんとなく締まりのない出来栄えになった……。


ということで一旦はがしてもう1度やり直し。今後は写真を下に向けて、薄いフィルムで閉じた。これで間違いないはずなんだが。


めっちゃ空気が入ってしまった……。


羽鳥の写真はまだよくて、私の方はあちこちに空気が入ってまだら模様になってしまった。意外と難しいなあ~。


できる限り空気のまとめてひと塊にして、表から針で突っついて空気を逃がしてみたけど、あまりキレイにならなかったなあ。昔のスマホのフィルムを貼るような難しさがあるな。


フィルムにヨレが出て、この辺は閉じてないしな。

写真をセットする際、薄いフィルムをはがすときには注意して欲しい。すぐにペロっと全部取れてしまうからだ。1度はがすとそう簡単に元の位置に戻せない。そうするとフィルムがヨレて、閉じたときに空気が入りまくるので、最初に端っこをテープで止めてズレないようにした方が良さそうだ。

何枚か作って扱いに慣れる必要がありそうだ。それでも上手くいかなかったら、ラミネーターを購入した方が間違いないだろう。私はなんとかコレを使いこなせるようになりたい。

とにかく少し不格好ではあるけど、積年の夢を果たした! プロマイドができたぞ~! これからクリスマス、忘新年会のシーズン。プレゼントに困ったら、自分のプロマイドをあげてみてはいかがだろうか?


参考リンク:ネットプリントダイソー
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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