
まだ慌てるような時間じゃない。そう思っていたものの、気がつけば残りあとわずかである。
なんのことって「神喰らいの大剣」をガチャれるチャンスで、タイムリミットの2025年11月1日14時59分はもう目の前。私は無料券やウォークマイレージで引けることなく、ここまで来てしまった……!
・ジェムぶっこみスタート
そうなると「スルー」、もしくは「ジェムぶっこみ」の2択となるわけだが、今回は迷うことなく後者を選んだ。
というのも、「神喰らいの大剣」は6周年武器らしい性能を持っていて高難易度ほこらの「ごくらくちょう」でも活躍してくれると聞くからだ。
加えて幸い所持ジェムは76589とそこそこある。最悪天井まで行ったとしても、課金することはないから腹をくくったのだった。
さて、それでは引いていくとしよう。もちろん、早い段階で出てくれるに越したことないが……って、うおおおおお!!
い、いきなり……!?
無欲の勝利キタコレ!!
……と思ったけど、世の中そんなに甘くなかった。一瞬でも期待してしまっただけに、このデカい釣り針はめちゃくちゃ悔しい!
当然、他のレインボー宝箱に「神喰らいの大剣」が入っているはずもなし。まぁ初手だったし、気持ちを切り替えて次へ行こう!
・30000ジェム使った結果
スタートダッシュがあったし、なんだかいけそうな気がする──とも思ったが、どうやら勘違いでフタを開けたら地獄そのもの。
レインボー宝箱が出ても撮れ高がイマイチだったので、折り返し地点「ピックアップ確定」まで一気にご覧いただきたい。これがガチャの現実である。
いかがだろうか。確定枠で対象の防具が2つ出た(いずれもすでに所持)以外は「いつもの」で、親の顔より見たものばかりだった。
「らいじんのやり」とか「ルーンバックラー」とか、あのへんが出まくるのは本当に確率通りなのだろうか……。
・天井までに出るのか?
この時点で半分くらい心が折れていたが、ここまで来たらもう前に進むしか道はない。少しでも前向きに……天井近くで出たらいっそのこと2本持ちで運用するのもいいなぁと考え始めていた。だがしかし。
現実とは非情なもので「頭装備」を新しく手に入れたくらいで、ジェムを湯水のごとく使えどもテンションの上がる中身は出てこない。なんならレインボー宝箱さえもそう出ないターンも続いたから、もはや死んだ魚の目をしてガチャる私がいた。
そしてついに2度目の「ピックアップ確定」枠に到達。ちなみにこの時点で対象装備は「神喰らいの大剣」、それから「鎧下」が出ていない。
おおおぉぉ! レインボー宝箱が3つも! そして中身は……
出ていない「鎧下」。これなら悪くない……と言っていいでしょう!
10連ガチャ残り4回。天井はほぼ見えてしまったが、ここで全身装備が揃うのは確定した。いくらガチャっても全身揃わない人だっているのだ。これはこれでOKであろう。あとは消化試合をこなしつつ……
はい、天井到達。実をいうとガチャは「如意棒」に続いて2回連続で天井まで連れていかれているから、冷静に考えたら号泣もんである。
救いは6周年装備を全身揃えられたこと。運任せとはいえ、早い段階で優秀な武器を引けている人がうらやましい。日頃の行いってやつだろうか……。
・vsごくらくちょう
ちなみに、せっかく「神喰らいの大剣」をゲットしたので「ほこら」にも挑んでみた。まずは「ごくらくちょう」から個人的な体感をお伝えしたい。
コヤツと戦った人は分かるだろうが、とにかく強いのなんの。状態異常だけでなく、普通の攻撃でも即瀕死になるのがデフォだったのが……
テンションが上がって「スーパーハイテンション」になりやすく、そうなると自然と戦いは有利に!
それから詳しい性能はググってほしいが「領域レベルアップ」も目を引いた。HPとMPをちょいちょい回復してくれるので、いつもなら「におうだち」しないとすぐにピンチに陥るのに耐えられた。
結果として「ごくらくちょう」をスンナリ撃破。あまりに簡単すぎたから調子に乗って、天気のほこら「アルゴングレート」もやってみたら……
普通に倒せて震えた。スキル「勇士召喚」を使ってもロクに歯が立たなかった相手を、ジワリジワリと追い詰めていく我がパーティー。たった武器1つでこんなにも変わるものかと驚いた。
結果として天井まで行ったが、今のところ「神喰らいの大剣」には満足しかない。冒頭でも書いたように、6周年ガチャのタイムリミットは11月1日14時59分まで。ジェム、資金に余裕のある人はゲットしておいて損はないだろう。
執筆:原田たかし
ScreenShot:ドラクエウォーク(iOS)