うわぁぁぁああああ! 副館長ォォォオオオオオオ!!! なんということだ。東京国立博物館の副館長 浅見龍介氏がティラノサウルスに食われてしまった。

しかし、ここは休館日の東博。そういうこともあるだろう。え、何が起きているのかって……? 東博に帰って来たんですよ。あの伝説のイベントが……!!

・恐竜大夜行

副館長が食われてしまったのは、2025年10月6日の日没後に東博で行われた「恐竜大夜行2025」の記者発表会での出来事。

そう、2024年の開催時にはチケットが一瞬で完売し、現地の動画がSNSで万バズしまくった伝説のイベント「恐竜大夜行」が、今年も東博で開催されるのだ!!


発表会では、後にティラノサウルスの餌食となる浅見龍介氏と


凄まじくリアルに動く恐竜を作り出した株式会社ON-ARTの代表取締役 金丸賀也氏が登壇。端的に言えば恐竜たちのボスである。


2024年9月27日から28日の2日間に開催された「恐竜大夜行」は、凄まじい注目度だった。約4000枚のチケットは爆速で売り切れ、現地の様子を映した動画には参加できなかった人々からの羨望の声が殺到したそう。

まあ、かく言う私もX(Twitter)でイベント当日の参加者による、めっちゃリアルな恐竜が凄い感じになってる投稿動画を見て、超行きたかったなぁと思っていた側なのだが


・開催概要

その反響を受け、2025年は日程を12月25日から28日の4日間で倍に。公演を各日2回にすることで4倍の公演回数を実現!


さらに、去年は先着順だったチケットの購入方法も抽選販売(1次先行販売。二次先行及び一般販売については10月9日に詳細発表)になっているぞ!!


登場予定の恐竜は、ティラノサウルスやスコミムス、ステゴサウルスなど約20頭。なお、当日の天候や恐竜のコンディションなどで変更になる可能性があるもよう。


・ガチすぎる

これは楽しみだ。1次は抽選で、受付期間は10月9日から19日23時59分までと、とても余裕がある。去年見られずに悲嘆にくれた皆さんも、是非リベンジしてくれ。では、この辺で。


……


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おや、あの恐竜なSilhouetteは……?


ユタラプトル!? ユタラプトルや!!


ユタラプトルに気を取られていたら、死角からのスコミムスの接近を許してしまった。え、このデカいのがこんなに近づいてくるのかよ……!?


こわ。


そして恐竜業界の重鎮、ティラノサウルスが登場。


メタい話をしよう。こちらのティラノサウルスは初公開の新型だそう。従来のものより動きの精度がアップしており、従来のモデルにはできなかった繊細な表現が可能になっているという。


私も今回初めて見たが、どれも凄まじくリアル&迫力があってヤバすぎる!! ここにはプロのカメラマンや、去年の様子も報じたメディアなどしかいない。しかし恐竜の威圧で腰が引けたり、悲鳴をあげていたレベル。こんな記者発表会見たことねぇぞ!!

まさか40のおっさんになってから恐竜にビビらされるとは思ってなかった。実はキッズのモデルと共に来ているメディアがいたが、モデルのキッズが恐怖して足がすくんでいたレベル。一般キッズは大絶叫不可避だろう

このクオリティは凄まじい。発表会中の短い時間で3頭しか見ていないのに、心底興奮させられてしまった! 約20頭出てくる本番はとんでもないに違いない。今年の年末、東博は悲鳴と咆哮に包まれるだろう。

参考リンク:恐竜大夜行2025
撮影・執筆:江川資具
Photo:東京国立博物館、ON-ART