神奈川を代表するグルメスポット横浜中華街。数多の飲食店が立ち並ぶこの場所に、行列が絶えない『謝甜記』という名のお粥専門店がある。

このお店、本当にいつ行っても大賑わい。前を通るたびに何だか凄そうだなぁ~と興味を抱きつつも……実は1度も行ったことが無かった。

・と、いうのも

個人的にお粥って、体調がMAXに悪い時に食べてこそ真価を発揮するイメージが強い。故に、元気な時に並んでまで食べる!? という勝手な考えが先行してしまっていたから。

ただ、あれだけの人気っぷりを見ていると正直その味は気になるところ。お家で好きな時に楽しめる、冷凍とかレトルトverが販売していたら嬉しいのになぁ。なんてことを考えていたら……

・なんと!

中華街の敷地内に、お粥の冷凍販売を行っている『謝甜記 工場直売所』があることが判明。マジで願ったり叶ったりじゃん。


というワケで、さっそく足を運んできた。こちらが工場直売所だ。

ちなみに、15時頃に伺ったのだがスムーズに入店することができた。


店内には8種類の冷凍お粥と、


レトルトverの「貝柱粥(1袋2食入り)」が販売されていた。

店員さんによると、この貝柱粥が1番人気のメニューとのことだ。

・圧倒的にまろやか

今回は、貝柱粥2食入り(税込1160円)と個人的に気になった牛肚粥(ぎゅうもつかゆ 税込830円)を購入。


貝柱粥から食べてみよう。袋の中には、レトルトパウチのお粥・ネギ・スープの素・ごま油が入っていた。


では、記載に従って調理開始。


まずは、お粥を開封し60㏄の水を加えて沸騰させる。


次は、スープの素を加えて混ぜる。


丼に移して、付属のネギ&ごま油をかければ完成。驚くほど簡単にできた。


口当たりがめちゃくちゃ優しい! ふわふわで雲みたい。んで、鶏ガラと貝柱の上品な旨味がじわ~と広がってくる。

食べる前は鍋の〆おじやっぽい感じなのかな? と思っていたのだが、それよりも圧倒的にまろやかな風味で驚かされた。

・深い旨味

お次は牛肚粥(ぎゅうもつかゆ)を食べてみよう。


こちらには、具材が2種類付いてきた。


作り方は先ほどと同じだが、最後に温めた具材を加えて下さいとのことであった。


肉系の旨味が加わると、これまたひと味違って最高。何よりモツが柔らかく煮込まれていて美味い。


付属されていた油条(中華揚げパン)も香ばしい風味が良く合っている。

さすがは行列ができる人気店。今まで食べてきたお粥とは比べ物にならないような深い旨味を堪能することができた。

・てな、謝甜記の工場直売所

行列に並ばず、尚且つ自分の好きなタイミングで楽しむことができるので、マジで最高だと感じた。日持ちもするので観光ついでに買っておいて損はないはずだ。

お土産として買って帰っても喜ばれるはずなので、横浜中華街に来たらぜひとも立ち寄ってみてほしい。

なお、直売所に店員さんがいない場合は向かいにある謝甜記2号店へ行けば対応してくれるとのことなのでお見知りおきを。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 謝甜記 工場直売所
住所 神奈川県横浜市中区山下町188-16

【追記(2025年8月21日12:30)】掲載段階で事実と異なる情報がありました。写真ならびに文言を一部修正しております。

参考リンク:謝甜記 貮号店
執筆:イナバタクヤ
Photo:RocketNews24

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