試行錯誤のレシピ連載「コンビニ商品だけでチャーハンを作ってみる」第3回は、ファミマPB「ファミマル」商品である『熟成仕立て さばの塩焼き』を使ったサバ炒飯。


ネギもタマゴもファミマルだけど、油や塩コショウなどは第1回のセブンで仕入れたものを流用している。はたして、サバはチャーハンに合うのだろうか?


【材料】

・国内産コシヒカリ ごはん(ファミマル)
・そのまま使える刻み白ねぎ(ファミマル)
・コクと旨みのたまご(ファミマル)
・熟成仕立て さばの塩焼き(ファミマル)
・サントリー天然水(ごはんを洗う用)
・味の素(過去にセブンで購入)
・味付塩こしょう(過去にセブンで購入)
・キャノーラ油(過去にセブンで購入)
・特選丸大豆醤油(過去にセブンで購入)



【作り方】

1:今回もパラパラチャーハンを目指し、前回と同じく「ごはんを洗ってから水気を切って干す」を敢行。


2:さばは食べやすい大きさに切っておいた。ネギは半パック、たまごは豪勢に2つ使用してみた。


3:油を入れ、よく熱した中華鍋に、溶いた卵&ご飯を投入! 卵かけご飯状態になるが……


4:炒(チャオ)っていれば、そのうち黄金炒飯になってくる。そしたらサバ、ネギ、塩コショウ&味の素を投入。


5:今回は和な具の「さば」なので醤油も少しだけ鍋肌からタラ〜リ。その後も鍋振りして水分を飛ばしたら……


\(^o^)/ ハイ完成! \(^o^)/



して、そのお味は……


完・璧・に・う・ま・い!


本当にうまい。そして二、三口食べたあと、「もっと早くやっとけばよかった……」と少し後悔したほど。もうすでに存在するとは思うが、サバ炒飯、もっとメジャーになっても良いと思う。


完全に鯖がチャーハンに合っている。見事に馴染んでいる。なんならセンター。ある種のカリスマ性させ感じるほど、鯖の存在感はアイドルのように輝きを放っていた。サバすごい!


食べれば食べるほど鯖の凄さを感じる。なんでも合わせられる万能選手。スパイスカレーにも合う。鯖寿司なんてのもある。お弁当に入れても良し。そしてチャーハンにも……。サバすげえ!


強いて言うなら、やはり「ごはん」だ。“洗い干し” で、ごはんのヌメリを取ったのに、やっぱりパラパラにはならず「しっとり系」になってしまう。これはこれでウマイのだが……。


個人的には、特に下ごしらえもなく簡単に絶妙なパラパラ炒飯になる「カルローズ米」で、このサバ炒飯を作ってみたい。そしたら本当に一級品のチャーハンになることだろう。


また、もうひとつ感じたのは、この炒飯は完全に「ジャパニーズチャーハン」であるということ。他の国のエッセンスは一切感じさせない、純和風な炒飯に仕上がっている。


いずれにしても、味は完璧。火力が弱かったり、ごはんがイマイチだったり……いろいろ不利な面があったとしても、サバがすべてをカバーリングしてくれる。


みんなもやった方が良い、サバ炒飯。食べたら絶対に鯖の懐の深さや、万能さ、そして鯖そのものの美味しさにも改めて気づくことだろう。サバ最高!!!


【つづく】


執筆:チャーハン探求家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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