結局のところ、大体の飲食店のメニューはそのまま食べるのが1番美味い。下手にアレンジをしようとしても、7割くらいは「やっぱり普通に食えばよかった」となりがち。

しかしながら、時には「このアレンジはアリ!」となることも。今回紹介するのは、アリの方だ。まさにアリ寄りのアリ!

問題のアレンジを教えてくれたのは、首都圏ではどこにでもあるくらいメジャーな中華チェーン「日高屋」。その公式Xが、数日前に以下のような投稿をしていた。



見るからに美味しそうなビジュアルもさることながら、Xの担当者が「これはすごい。癖になるほど絶品です。お箸が止まりませんでした」と絶賛しているのもまた気になる。

というわけで試してみることに。


・知っておくべきこと

まぁ、早い話が「中華そば」の上に「ニラレバ炒め」をライドオンするのだけなのだが、最初に知っておくべきことがある。それは……


1000円かかる


……ってこと。中華そばが単品420円でニラレバ炒めが単品580円だから合計1000円。半ラーメンを使うという手もあるが、普通にやったら1000円だ。


まぁ、具がメチャクチャ豪華だから1000円でもおかしくはない。なんなら安いくらいかもしれないが、日高屋といえば低価格帯のイメージが強い。それだけに日高屋でラーメン1杯1000円かかることに抵抗を覚える人は多いかもしれない。

ちなみに、実際に「ニラレバ炒め」を全部のせようとしたら、メチャクチャ具だくさんになりそうだった。


なので半分だけのせたところ、「具だくさんラーメンとミニニラレバ炒め」みたいな形に。“こういうセット” と考えれば、1000円でも抵抗はないかなという印象だ。



そして何より、「中華そば」と「ニラレバ炒め」の相性が素晴らしかった。中華そばの素朴な風味がレバー特有のクセを包み込むようで、さらにニラレバ炒めのオイリー感が全体にアクセントを加えているようであり、メチャクチャ合う。


私が思うに、これはシンプルな「中華そば」だからこそ実現できた気がする。コッテリしたラーメンだと、味が喧嘩するか同じような方向性になるかのどっちかで、ここまでのマリアージュはなかったのではないか?


まぁ、とにかく「中華そば」の上に「ニラレバ炒め」をライドオンするアレンジは中の人が絶賛するのも納得。前述のとおり価格だけがネックだが、試してみる価値は十分にあるぞ。

参考リンク:X @hidakaya_tweet、日高屋「メニュー
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼日高屋の投稿がこちら

▼日高屋のニラレバ炒めの美味さを再確認した