ファミレスとしてはもちろん、デザートの聖地として個人的に激推ししている「ファミリーレストラン COCO’S」。2024年もかき氷にバースデープレートにと散々世話になった。もちろん福袋も即予約・即購入だ。
価格は税込4180円で、税込4000円だった昨年に比べちょっとだけ値上げ。中身がどうなっているか、さっそくチェックしていきたい。
・「ココス 冬の福袋2025」(税込4180円)
予約済みのものを店頭で受け取った瞬間、頭に浮かんだのは「なんか……厚っ!」という感想だ。タテにもヨコにも大きく、簡単には形が崩れないようなボリューム感がある。これまでのココスの福袋にはなかった触感である。
開封して理由がわかった。「レザーライクトート」のシルエットのせいだ。
カッチリと形が決まっていて、「トートバッグ」という言葉から連想するクタクタな質感とはほど遠い。マチが太いので、支えがなくても安定して自立する。しっかり芯が入り、トートというよりも女性用ビジネスバッグのイメージに近い。その中に福袋の中身が収納されており、今年の内容は以下のとおり。
①お食事券3500円分相当(500円券×7枚)
②レザーライクトート
③オリジナルエコバッグ
④ふわふわブランケット
目を引くのは何と言っても存在感ありすぎの「レザーライクトート」。メイン素材はメタリックな印象を受けるシルバーの合皮。包み焼きハンバーグのホイルカラーなんだそう! あのアルミホイルかーい!!
ワンポイントのタグには謎の数字……暗号か……電話番号……?
なんと、今はなきココス1号店「中貫店」の緯度・経度なんだそう! こんなところに人知れないこだわりが!!
さらに内側を見て驚いた。ココスの人気メニューがデザインされた裏地もだけれど、それ以上に細部のつくりが凝っている!
まずはスマートフォンやウェットティッシュなどを入れておくのによさそうなオープンポケットが、片側に2つ。
向かい側には、落ちたら困るものを入れられるファスナーポケット。
さらにカバンの中で水筒が倒れないように固定できるボトルホルダー。
本体にもスナップ付きで、中身が大きく露出しないようになっている。サイズは持ち手を含まない本体部分で約W36.5cm×H26cm×D10cm。かなり本格的に、かつ丁寧に作り込まれたバッグだ。
続いて「オリジナルエコバッグ」、これもめちゃくちゃ実用度が高い!
普及し始めの頃、ノベルティ配布も多くて「またもらっちゃった……」と苦笑することが多かったエコバッグ。しかし、今こそ新品が必要なときだ。
最近ではよく知られてきていると思うけれど、生鮮食品などを入れるエコバッグは雑菌がつきやすく、適切な管理をしないとすぐに不潔な状態に。見た目にはきれいでも、菌だらけになっていることもあるという。洗濯や消毒が推奨されるが、まめな性格ではない筆者に新品はありがたい!
そして「ふわふわブランケット」。雪のように白いので、使っているうちに黒ずむのがちょっと心配だなぁとは思うものの、ふかふかのボア素材が温かそう。
最後に「お食事券3500円分相当」だ! 額面はあえて税抜の金額になっていて、もし店内飲食なら税込3850円分相当、テイクアウトなら税込3780円相当の食事券となる。使用期限は2025年6月30日(月)までたっぷり。
割引券ではなく食事券であることが最大のポイント! おつりは出ないけれど、まるっと支払いに充当できるぞ。福袋の販売金額が税込4180円だから、もうほぼほぼ元とれ。まとまった金額だし「いつ行こう! なに食べよう!」と脳内でココス祭りが開催される。
・予約販売のみ実施
購入価格がちょっとアップしているものの、食事券の額面ダウンはなく、アイテムも充実。しっかり「カバン」になっているトートバッグには驚いた。
福袋は予約販売のみで、当日分はない。記事の配信日より後に購入することは難しいと思われるが、来年も11月頃から予約を受け付けると思うので注視していて欲しい!
参考リンク:ココス
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
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