私(佐藤)のメイク練習シリーズの終わりが近い。いよいよ「練習」の段階を終えて、メイクをする日常、いうなれば「本番」を迎えるわけだ。免許で言えば仮免卒業に当たる。シリーズを終える前に、予備フライトとして人前に出ることを決意した。
12月某日、フリーライターのヨッピーさん主催のWebメディア関係者の飲み会に、自前メイクで参加したのである。ポールダンス以外でメイクを披露するのはコレが初めて。ドキドキしながら会場に行ってみたところ、割と皆さん好感触で心の底からホッとした……。
・大勢の集まる飲み会へ
ステージメイクには、そこそこ自信が持てるようになった。というのは、練習28日目にプロカメラマンの立花奈央子さんのスタジオで撮影を行い、その出来栄えに大いに満足したからだ。
いつもようにスマホで撮っただけでも、メイクの上達を実感できていたのだが、プロが撮るとこの通り。
自分で言うのもなんだがカッコいい! この撮影のおかげで、かなり自分のメイクに自信を持てた。というのは、何人かの知り合いに写真を見せると、だいたいみんな「メイクもやってもらったんだ」という。「これ、自前だよ」というと漏れなくみんな驚く。
気持ちイイ! 俺が自分でメイクしたんですよ! こんなに誇らしい気持ちでメイクの話をできるのが嬉しいです!
大いに自信がついたところで、人前に行ってもいいなと判断した。
そこで、飲み会の日にメイクをして出かけることに。さすがにステージメイクはケバケバしいので、ナチュラルを意識した控え目メイクで行こう。
前回撮影時にお気に入りのパレットを忘れてしまったが、今回はしっかりカバンに突っ込んで出かけてきている。なので、シャドウの色の妥協はなし。その上で、ベースもファンデーションも塗り過ぎないことを意識しつつ、目元に緑を入れてみました。練習29日目のメイクはこうです!
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普段と比べてアイシャドウをかなり抑えめにしたんだけど、能面みたいかな? あんまりガッツリ盛るのもどうかと思って、こうなりました。本音を言えば、まだちょっと自信がないってのもある……。いっそのことガッツリ盛ってもよかったかな、まあいいや……。
それで会場に行ってみたところ、誰もそれほど気にしない程度には馴染んでいた……はず。親しい方々に感想を聞くと「いいと思います」とか「自然ですよ」とか仰って頂きました。
社交辞令であってもうれしい! 気をつかわせてしまったなら、ごめんなさい! でもまあ、こうして少しずつ日常にメイクを馴染ませていかないと、ズボラだからすぐに練習をやめてしまう。
せっかく慣れてきたところなので、イベントがあろうとなかろうと、メイクをする日常を形成していきたい。
ちなみにこの日は、一緒に飲み会に参加した羽鳥と2次会。
渋谷のバーで飲んだ後に、新宿に移動してさらに2軒。午前1時頃まで楽しく飲みました。
さて、次の30日目がメイク練習シリーズの最終回。初期から今までを振り返って、どれだけ上達したかを検証したいと思います。もう終わりだけど、最後の最後までアドバイスよろしくお願いします~! 連載は終わるけど、メイクの日々はこれから始まるのだ~~ッ!!
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24