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再掲載【爆売れ】サイズは普通のタオルなのにバスタオルの代わりになる「バスタオル卒業宣言」ってどうなの? 実際に使ってみた正直な感想

2024年11月26日

※当記事は2024年5月7日に公開された記事で若干のチューニング、編集をほどこして再掲しています。

毎日使うバスタオルだからこそ、こだわりを持っている人も少なくないだろう。なぜこんな話をするかというと、ちょっと気になるものを見つけたからである。

その名も「バスタオル卒業宣言」。なんでもコレ、女性誌のミニバスタオル部門でベストバイ&1位を獲得している上、累計販売数は300万本を突破しているらしい。

・スペック

正直規模が分からないところもあるが、ミリオンセラー……いや、それどころかトリプルミリオンだけにスゴいはず! まぁお高いのであれば話は別だが……


とか思っていたら、今回見つけたゲオだと1098円でバスタオル界では普通な感じ。Amazon楽天といった通販でもそれくらいだから、実際に買って使い心地を確かめてみることにした。

なお、「バスタオル卒業宣言」のスペックについて軽く触れておくと約33×100センチで綿100%。特徴は吸水速度と吸水量がハンパないことで……


なんと自社従来品に比べて6倍以上もあるらしい。前があまりにショボすぎた説もなくはないのかと失礼な勘ぐりもしたが、6倍という数値は普通じゃない……はず!


・サイズ比較

「バスタオル卒業宣言」は爆売れしてるだけあって色も豊富。今回、かなり種類があるなかからスタンダード気味なチャコールグレーを選んだ。

比較するために一般的なバスタオルも用意。まずはサイズ感を比べてみると……

この通り。バスタオルはハンガーからガバガバにはみ出してしまっているのに対し、卒業宣言はピタリと収まっているではないか。

「収納棚がスッキリ」それから「ハンガーで干せる」と推されていたのも納得。加えて、洗濯物の量が減るという物理的な要素も肌で感じることができた。ただ、まだ信用したワケじゃないぞ。



・実際に使ってみた

すべては一番大事な戦闘力(吸水力)を見てからである。ということで、さっそくお手並み拝見。個人的にはガッチガチに硬くて水をガンガン吸い込むバスタオルが好みだから、もしかしたら厳しいことを言うかもしれない。

いざ「バスタオル卒業宣言」を持つと片手で楽々いけてなかなか小さい。これ大丈夫なのか……そんな不安を抱えつつ、風呂上がりで体全体を拭いてみたところ……おぉ!


めっちゃ吸う!!


サイズは小さいながら、このように濡れていない部分があったから他で一気に水分を吸っているのがよく分かる。また、触り心地というか拭き心地もふんわりした柔らかさに包まれていてなかなかよかった。

吸ってるようで吸ってないような……なんだかモヤモヤするバスタオルもあるなかコレはあり。ガッツリ吸ってくれたことで、バスタオルの小ささは気にならなかった。

そして個人的にもっとも刺さったのはコンパクトな点。普通のバスタオルに比べてかさばらないし、リュックにもスッポリ入ってくれたから素直にいいなと思った。これなら硬いタオルじゃなくても許せる。

知ってる人は知ってるんだろうが、それにしてもこんなイイものがあったとは……。収納をとにかく上手に、それからスポーツジムや銭湯などに通ったりしている人は気に入るのではないだろうか。

ちなみに同商品の製造元はおぼろタオル株式会社で販売元は本多タオル株式会社。調べたところ、なんとおぼろタオルは創業1908年、本多タオルは1932年の超老舗であった。どーりで痒い所に手が届いてるワケだ!!



・最後は好み次第

とはいえ、最終的には人の好み。そもそもデカいバスタオルで体全体を拭きたいという人は、サイズに物足りなさを感じることだろう。


──と思っていたら、どうやら「バスタオル大好き宣言」なる商品もあるもよう。この先回りされている感じ、さすが老舗だなと思わずにはいられなかった。

参考リンク:バスタオル卒業宣言(Amazon楽天市場
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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