沖縄の3大ローカルスーパーと言えば「サンエー」、「ユニオン」、そして今回紹介する『かねひで』だ。
沖縄県内にグループ店舗も合わせて60店舗以上展開していて、地元民に長年親しまれている。そして3大スーパーで唯一、私(耕平)が行ったことがなかった『かねひで』に、先日石垣島に行った際に初めて訪問した。
沖縄の3大ローカルスーパーの中でも、特に生鮮品が安くて質が良いと評判の『かねひで』。そして入店した瞬間、店内の賑やかさに圧倒されてしまった……。
・いざ「タウンプラザかねひで 石垣市場」へ!
『かねひで』で親しまれている店名だが、正式名称は「タウンプラザかねひで」というらしい。私が足を運んだのは、石垣島にある「タウンプラザかねひで 石垣市場」。
場所は石垣空港から車で約25分、島の中心地である美崎町からは、10分程度の場所にある。バスで行く場合は「タウンプラザかねひで前」というバス停で下車すれば、建物は目の前だ。
なんと朝7:00から開店している。閉店も23:00なので、16時間営業とスーパーの営業時間としてはかなり長めだ。
そして「かねひで」の店舗は、「〇〇店」という表記ではなく「タウンプラザかねひで 〇〇市場」という店舗名になっている。なので、石垣島にある店舗は「石垣市場」だ。
ちなみに以前、取材した茨城県にある「サンユーストアー」同様。全国に約4000店舗以上ある、「CGC(シジシー)グループ」に加盟している。
・いろいろと賑やかな店内
いよいよ店内へ。入口には、「今日のチラシ」が置かれている。
そして店内は、いきなりお祭りモード!統一されたPOPとレイアウトが圧巻だ。
少し進んでいくと、「イチ押しピカっと商品コーナー」という “お客様に選ばれた商品” が並んでいるエリアがある。
精肉エリアも、工夫されたPOPがズラリ。
『かねひで』のオリジナル豚肉ブランド、「ちゅらぶた」の種類も豊富で……
冷凍肉エリアの派手な演出も、かなり目を引くし……
メガ盛りエリアの派手さもすごい。
さらに「お家で居酒屋」コーナーも、バリエーションが充実している。
そして、お楽しみのお弁当・お惣菜コーナーを見てみると……
「KANEHIDE BAKERY(かねひでベーカリー)」と書かれた、パンのコーナーや……
オリジナル中華ブランド「金華」のお惣菜が並んでいたり……
ファンにはお馴染み、かねひでの総料理長「山口シェフ」が監修する揚げ物コーナーも、人気のお惣菜だ。
・不思議な飲み物を発見
その後も店内を歩いていると、目に留まったのは「氷3.5kg」。お値段なんと税込334円! えっ、メチャメチャ安くない?
そしてもう一つ、「飲む玄米」なるものを発見。
店内にイートインコーナーが無かったため、今回はこの「飲む玄米」のみを購入。
以前、奄美大島発祥の「飲む極上ライス ミキ」というものを飲んだことがあるが、同じような感じなのだろうか?
あんまり美味そうな感じはしないが、実際に飲んでみると……
やっぱり「ミキ」とほぼ同じだった。
たぶん、体には良いのだろう。詳しい情報はわからないが、いい場所に陳列されているということは、それなりに島民には親しまれているのではないだろうか?
──そんなわけで、当サイトで紹介した沖縄3大ローカルスーパーの中で、最後に取り上げたことになった『かねひで』。とにかく店内のPOPとレイアウトが秀逸だったというのが、1番の感想だ。そしてオリジナルのお惣菜は食べられなかったが、次回沖縄に行った際にはリベンジしたいと思った次第だ。
参考リンク:かねひで
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.