先日、イオン系列店の冷凍食品コーナーをパトロールしていると、思わぬ商品がラスイチになるほど売れていた。視線の先にあったのはジンギスカン。言わずもがな羊肉を使ったクセのある料理の1つである。
ジンギスカンを食べるならお店一択。そう思って生きてきただけに、これは気になるし食べてみたい。どれ、いっちょ買ってみるか……!
・トップバリュの冷凍ジンギスカン
そんな軽い気持ちで買ったトップバリュのジンギスカンは753円。内容量は400gだから、結構入ってるな!
……と興奮したが、袋から取り出すとこう。ゴロゴロと肉が入ってはいたものの、この感じならタレも含めて400gかもしれない(肉400gだったらごめんなさい)。
羊肉はオーストラリア産が使われており、果汁、野菜、富良野産のワインで甘味と風味を出したタレに漬け込まれている。内部まで味付け処理をしているとのことだから、そのまま使えて簡単に作れるのが嬉しい。
なお、ジンギスカンといえば匂いが気になるところだが、開封した時点でこれと言ってクセはなし。むしろタレの甘い匂いが食欲をそそる感じだった。
・とにかく簡単
さて、ここから実際に作っていきたいが、あらかじめやっておくことは事前に冷蔵庫で解凍する必要があるくらい。
今回、一晩冷蔵庫に置いたら余裕で解凍できていた。まずは軽く油をひいて野菜(100円くらいで売ってる詰め合わせだと楽チン)を炒め〜の
そこに肉を加え、強火で焼く。しっかり火が通ったのを確認して皿に盛れば……
完成〜!!
料理の素人が作ったにもかかわらず、見た目からすでにウマそう。しかも、焼いたら赤ワインの風味が出てきて匂いもなかなかヨロシイ。
気持ちが高まったところでまずは一口。何も考えずに食べてみると……うおお!!!!
ウマいじゃないか。使用している赤身のマトンもも肉は噛み切りやすく、タレの影響からかクセもないから食べやすい。
でもって、肉の中に甘みが閉じ込められているといえばいいだろうか。肉を食べれば食べるほど口の中に旨味が広がっていき、羊肉好きからするともうヘブン状態だった。
ジンギスカンだけに野菜との相性もいいし、当然ながら米との相性もよし。野菜も摂れるし肉もウマいといいことだらけで、一発で気に入ってしまった。
なお、今回は2/3くらいの肉を使ったのだが、白米と合わせたらちょっと多めに感じた。めちゃくちゃ食べる人なら1人前、そうでなければ2人前といったところか。2回に分けて食べると想定したら、結構リーズナブルなのかもしれない。
・夜にも使えそうな冷食
「簡単・ウマい・安い」といろいろ条件が揃っていたトップバリュの冷凍ジンギスカン。後日ビールにも合いそうだと思って、試してみたらこれがアタリ。何なら晩ご飯にも使えたから、気づけばいつしか沼らされていた。
そしてその良さに気づいている人がいるのだろう。最近わりと売り切れているあたり、どうやら自分以外にもリピーターがいるようだ。
とにかく、これからの寒い季節にも使えそうだしジンギスカンが家で手軽に食べられるのは嬉しい限り。羊肉好きなら一度試してみてほしい。
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼原材料はこんな感じ