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【正直レビュー】快活CLUBの新コンセプト店「KEY PLACE」に行ってみた結果 → 言葉って難しいと思った

2024年9月17日

マンガ喫茶・ネカフェの王者「快活CLUB」。鍵付き個室がしっかりしていることはもちろん、従来のマンガ喫茶のイメージを覆すホスピタリティーの高さはビジホ替わりに利用する人もいる。

かく言う、私(中澤)もリモートワークでよく利用するのだが、非常に集中できるので遠出した時とかはついつい探しがち。まさに快適。そんな快活CLUBが新業態店をオープンしたというニュースを見た。一体どんな店なのだろうか?

・続々オープン

店の名前は「KEY PLACE」。公式サイトによると、2024年7月11日に渋谷センター街に1店舗目がオープンした後、現在9月13日までに、中目黒駅前店、長崎浜町店、西鉄福岡天神駅北口店、名古屋駅太閤通店と全国4店舗がオープン。10月10日は西葛西駅前店のオープンも控えているようだ。

サイトで「ニューコンセプト」という言葉を打ち出していることもあり、その勢いには新しい何かを感じずにはいられない。何が始まるんです?

・分からないから行ってみた

しかし、サイトを見ても快活CLUBと何が違うのかよく分からなかった。ならば、体験してみるしかないだろうということで、渋谷センター街店に来てみたぞ!

KEY PLACE渋谷センター街店があるのはIKEAの隣(井の頭通り側)だ。角を陣取る形の横田ビルの2階~4階がKEY PLACEになっている。通りにあいた入口を上ると、受付・会計のセルフレジがあった。

・カフェラウンジ

この機械の操作は快活CLUBと同じっぽい。っていうか、画面左上に「快活CLUB」って書いてるし。選べるのは「CAFE LOUNGE」「鍵付き個室(チェア)」「鍵付き個室(マット)」の3種類。カフェラウンジ?


そう思って後ろを振り向いたところ、2階は個室ではなく、机と椅子が並んでいて、その席でマンガを読んでいる人やPCで作業している人がいる。

ガチで個室にこもるよりも気軽に入って出ていく雰囲気だけど出入口はちゃんとロックされていた。カフェラウンジだけの利用は1時間480円で個室利用の1時間980円より安いようだ(共にオープン記念価格)。


マンガ棚やシャワーもここにあるので、個室利用の場合もカフェラウンジの利用は可能。TSUTAYAのシェアラウンジみたいなノリなのかな?

そう思って入ってみたが、どちらかと言うとこれはオープン席。っていうか、飲み物もドリンクバーの機械が置かれているだけなので本当に快活CLUBのオープン席と変わらない印象だ。

・正直レビュー

オープン席ではなくわざわざ「カフェラウンジ」という言葉を使うからにはここがポイントだと思ったが、違ったのかもしれない。そこで個室のある3階に上がってみたところ……


普通に快活CLUBであった。


見慣れた景色すぎて、部屋で思わず「業態」「コンセプト」「カフェラウンジ」という言葉を検索してしまったレベル。言葉って難しい。

ただ、その変わらなさを目の当たりにして思ったのだが、快活CLUBって快活CLUBのままで十分なのである。まず綺麗だし、毛布もちゃんと用意されているし、ドリンクバーがあって、安心できるちょっと広い個室もシャワーも喫煙室もある。それでいて、1時間1000円くらいでマンガ読み放題・ネットし放題。最高やん。

正直、変に変わってなくて良かったとすら思った。快活CLUBに来る人が求める個性、それはこの「必要なものだけがあり、無駄なものはない」快適さなのかもしれない。これからKEY PLACEの新コンセプトがより分かりやすくなっていく可能性もあるが、この部分は失くしてほしくないものだ。快活CLUBよ、永遠なれ。

参考リンク:快活CLUB KEY PLACE
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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