ある日、大宮駅に立ち寄った時のこと。お土産コーナーでなんだかものすごく見覚えのあるものを発見した。
紫色のペーストが、船のような形のタルトの上に乗っている。沖縄の銘菓・紅いもタルトがなんでこんなところに？ と近づいてよく見てみたところ……ん!?
これ、紅いもタルトじゃない……!! 「川越紫芋たると」だ!!
・あまりにもそっくりさん
ど、どう見ても紅いもタルトなんだけど色々大丈夫なんだろうか……？
あまりに気になりすぎて、6個入りの箱を1つ買ってきてしまった。価格は税込979円。
賞味期限は2024年10月17日。2024年7月9日に購入したので、3か月ほど日持ちするようだ。
自宅に到着した後、さっそく中身を取り出してみると……
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＞ プラチナスイーツタルト ＜
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──えぇ!? 「川越紫芋たると」じゃないの!? 突如現れた見慣れない商品名。何がどうなってるんだ……？
調べてみたところ、この「プラチナスイーツタルト」は北海道などでもお土産として販売されているらしい。味も少し違うみたいだ。
袋から取り出してみるとこんな感じ。……うん、やっぱり形も色も紅いもタルトにそっくりだな。
い、いや、まだ分からないぞ！ もしかしたら味で差別化されているかもしれないしな。
しっとりとしたタルト生地を持って、そっと口に入れてみると……
ほろほろのタルト生地と こしあんみたいに滑らかなペースト、両方とも甘くておいしい～!! ペーストからはふわっとサツマイモの香りが漂ってくる。
生クリームやチョコほどの甘さではないので、お子様からお年寄りまで誰もが食べやすい味なんじゃないかな。
さつまいもの優しい甘さを存分に堪能することができるタルトだった。
・違いが分からなかった……
うん、おいしかった。おいしかったんだけど……これ、やっぱりほぼ紅いもタルトでは!?
原材料欄には「埼玉県産紫芋」と書かれていたけれど、正直筆者の舌では紅いもタルトとの違いが分からなかった。
スマホで検索して出てきた紅いもタルトの写真と見比べてみると、タルトの形やペーストの紫色の濃さが若干違っているかな……？ ってくらい。
本土では紅いもタルトが売られているのをなかなか見かけないから、あの味を堪能したくなった時に代打として味わうのはアリかも。
いろいろと気になる点はあるけれど、「川越紫芋たると」がおいしいさつまいものタルトであることは間違いない。
川越周辺を訪れる機会があったら、是非手に取ってみてはいかがだろうか。
執筆：うどん粉
Photo：RocketNews24.
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