ロケットニュース24

【新大久保】韓国コンビニの「韓国お菓子ランキング トップ5」を全部食べた率直な感想 → 「これが1位ですか!?」

2024年6月5日

昨年12月、新大久保に『韓国コンビニ』なるものがオープンした……と会社の若い子が言っていたので行ってみた。韓国コンビニ『K-FOODS』は若い子を中心にごった返していて、どこにでも売っていそうな韓国の食べ物が所狭しと並んでいる。

そもそもコンビニとは「どこにでも売っている商品の中から、特に選りすぐりの逸品を集約させた店」なワケで。私のような韓国初心者にとっては “トレンドを知る指標” になるといえるだろう。最近の新大久保って、韓国商品多すぎてワケ分かんないもんね〜。

今回はK-FOODSの人に「売れ筋トップ5」とかを教えてもらい、手っ取り早く人気の商品を知ろう……という作戦だ。ってことでGO!

・と、思ったら

K-FOODSは日本の一般的なコンビニと同程度な規模感。

店名のとおり、品揃えは食べ物が中心だ。もちろん全部韓国のヤツ。

韓国得意系男女の方々にはおなじみのラインナップなのかもしれないが、私のような韓国素人にとっては非常に物珍しく、テンション上がる光景である。

さて。ひととおりパトロールを終えたところで、そろそろ店員さんを捕まえて「売れ筋トップ5」的なものを教えてもらおう。


と、思ったら……



すでに店内のモニターで発表されてた!!!!!



・話が早すぎる

店員さんに聞かずとも「韓国お菓子ランキング トップ5」が判明してしまったので、導かれるままトップ5のお菓子を全部買ってみることに。

まず5位は『ハニーバターチップ』(税込270円)。食べたことはないが、ドンキとかで売っているのを風景として見た記憶があるので、人気のお菓子なんだと思う。

袋を開けた瞬間甘ったる〜いバターの香りが半径1メートルくらいに充満した。実際に食べると甘くてしょっぱい。甘さとしょっぱさ、どちらが勝っているとも言い難い白熱の勝負である。個人的にはあまり得意じゃないが、好きな人は多い味だと思う。


4位は『ビチョビ チョコビスケット』(税込599円)。

パッケージが超カワイイ!!! ちょっとお高めの価格設定も納得。

味は見た目のまんま。板チョコがビスケットで挟んである。このクセ強なランキングによくランクインしたな? ってほど普通。今回のラインナップの中では最も万人ウケする味だった。



・どんどんいこう

ちなみに何度も言うけど、本記事は「韓国のお菓子っていっぱいありすぎて、どれを買っていいか分かんない」という初心者向け。韓国お菓子に詳しい人には当たり前すぎる内容かもしれないけど、怒らないでね!

で、3位は『もちチョコチップ』(税込308円)。

カントリーマアムみたいなチョコチップクッキーの中に、餅というよりはグミみたいな弾力の強い何かが潜んでいる。食感が面白い。ただし歯に挟まるので、デートや会議中に食べるのはあまりオススメできないかもしれない。


2位『コブクチップ チップチョコチュロス』(税込189円)。

軽くてサクサク! 商品名にあるとおり、チュロスの味がする。シナモンっぽい風味を感じた気がしたが、原材料欄にその表記はなく、代わりに「チュロス風味シーズニング」と書かれていた。要するにチュロスの味を想像していただければOKです。


そして1位は『はちみつヤッカ』(税込289円)。


……え? これが1位!?


というのが正直な感想であった。ぬれ煎餅のようなシットリした食感。これ1個でお茶3杯くらい飲めそうなほど強烈に甘い。おいしくないわけではないが、どこか「おばあちゃんちで出されるお菓子」を思わせる雰囲気であり、 “トレンドの最先端たる新大久保の韓国コンビニで人気1位” という事実には驚きを隠せない感じだ。



・韓国お菓子の世界

ちなみに事務所にいた佐藤記者にはちみつヤッカを試食してもらったところ……

何を尋ねても「あまりウマくはないけど、どっかで食った味だな……」の一点張りだった。そう、どっかで食べたような味なんですよね……。

なお個人的に気になって購入したのは『サザエ形お菓子』(税込227円)。

韓国語が読めないので正確なところは分からないのだが、商品名の欄には確かに『サザエ形お菓子』と記載されている。そのネーミングがなんか面白くなってしまったのだ。

う〜む、確かにサザエ形のお菓子である。ハードタイプのかりんとうみたいで、カリカリを通り越してゴリゴリいう硬さ。最初は甘さが来るが、甘いのは表面のコーティングだけで、最後は塩味が残る。おいしいけど、味の説明にマジ困るな〜。


とにかく全体的に個性がスゴい韓国のお菓子たち。人気トップ5がこのありさまでは、他にも相当ヤバいのが潜んでいそうである。国産のお菓子ばかり食べてきた日本人には結構衝撃的かもしれないが、とりあえずこの5つは食べておこう! トレンドを知るために!

執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

モバイルバージョンを終了