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【独自調査】噂の『ちゃん系ラーメン』とは何なのか? ネットに頼らず答えを見つけたい 中編「クマちゃんラーメン」編

2024年3月24日

あなたは都内を中心に流行しつつある(?)『ちゃん系ラーメン』をご存じだろうか? ぶっちゃけ私は現段階で『ちゃん系ラーメン』を語れるほど、その概要を正確に把握できていない。

ネットを検索すれば、ものの数秒で『ちゃん系ラーメン』の正体がわかるハズ。……が、たまには自力で調べるのもいいじゃない! というわけで、この記事では2店舗目の「クマちゃんラーメン」に訪れて来たのでご覧いただきたい。

・流行中?

流行り廃りが激しいラーメン業界において、いま最も注目を集めているのが『ちゃん系ラーメン』であろう。ここ数カ月、都内で「○○ちゃんラーメン」の のれんを見かけることが非常に増えた。

本来であれば「ちゃん系ラーメン」で検索すれば済むことだが、それではあまりに味気ない。というわけで、何軒か『ちゃん系ラーメン』の店を食べ歩き、自分なりの答えを導き出すことにした。

第1回の「ナギチャンラーメン」で “初めてのちゃん系” を体験した私は、今のところその定義を「塩分が濃いめでチャーシューがめっちゃウマい中華そば」としている。

違う店でもう1度『ちゃん系ラーメン』を食べれば、きっとその正体がだいぶわかる……と思う! というわけで、新宿で発見した「クマちゃんラーメン」に足を運ぶことにした。



・第2のちゃん系へ

「クマちゃんラーメン」はラーメン激戦区の小滝橋通り沿いにあり、最寄りの駅は新宿西口駅。ランチタイムだったので店内はほぼ満席だったが、思いのほか回転が早くさほど並ばずに済んだ。

注文したのは “全部のせ” に相当する「特上中華そば」で、価格は1100円。なお、店内で聞いた限りでは「中華そば(750円)」や「チャーシュー麺(1000円)」を注文しているお客さんが多いようだった。

もちろん今回も無料の「ライス」を注文し、スタンバイはOK。ほぼ全てのお客さんがライスを注文していたので、どうやら「ちゃん系ラーメンとライス」は切っても切れぬ関係であるらしい。

で、やって来た「特上中華そば」は「ナギチャンラーメン」とほぼ同じビジュアル。デジャブかと思うほど同じ系統のラーメンで、なんなら器まで同じような色 & 素材であった。



・ほぼ同じだが

つまり『ちゃん系ラーメン』とは「王道の中華そば」であり、それ以上でもそれ以下でもないのかもしれない。見た目的にはどちらの店の「THE・ラーメン」といった感じである。

ただし、味に関しては「ナギチャンラーメン」の方が塩分が強く「クマちゃんラーメン」の方がややマイルドではあった。それでもライスが進むくらいの塩分ではあったため、これは誤差の範囲と思われる。

その他、滑らかなノド越しの平たい中太麺、旨味の強い薄くカットされたチャーシューなどなど、どちらも同じ系統。フフフ、どうやら『ちゃん系ラーメン』がだいぶ掴めて来たようだ。



・わかりかけてる

前回と今回の調査結果を統合すると『ちゃん系ラーメン』とは「チャーシューが美味しくてライスが欠かせないTHE・中華そば」となる。基本的には「シンプルなラーメン」と考えればいいだろう。

というわけで、個人的には思惑通り『ちゃん系ラーメン』の正体に近づきつつあると感じているが、いかがだろうか? 最後にもう1軒だけ食べてみて『ちゃん系ラーメン』の正体を掴み切るつもりである。

・今回訪問した店舗の情報

店名 クマちゃんラーメン
住所 東京都新宿区西新宿7-5-6 新宿ダイカンプラザ756 1F
時間 月-金 10:00~22:30 / 土日10:00~22:00
定休日 無休

執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.

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