ロケットニュース24

たるんだお腹の肉を拾わないだと…! 桁違いに頑丈な「ドンキのシャツ」とワークマンの最強シャツを比較してみた結果…

2024年2月12日

つい最近、凍えるような寒さが日本列島を襲ったが、ファッション的にはもう春である。厚着じゃなく、薄手のものが置かれるようになってきたのを実感している人もいることだろう。

そしてその流れは驚安の殿堂「ドン・キホーテ」でも同じで、春に使えそうな「エレファントTシャツ」という新しいシャツがゴリゴリに推されていた。特徴は桁違いに頑丈らしい。

・自立する堅さのシャツ

「エレファントTシャツ」はドンキのPB・情熱価格の商品だ。ドンキおなじみの強烈ポップによると、同商品はヘビーウェイト級の最高峰極太13オンスで糸の太さ&密度が桁違い。あまりに堅すぎるため、シャツが自立できるらしい。


またまた〜どうせ誇張してるんでしょ〜? ということで、真っ先に立つのか実物で確かめてみたところ……


立ちおった……


と言っていいでしょう!!


さすがにピィーンと立つことはなかったものの、ちゃんと立ったと判定したい。それにしても、持った感触から服がカッチカチなのがよく分かる。堅さの壁を1枚ブチ破っているのをビシバシ感じるぞ!!



・着心地はどうか

ちなみにお値段は2189円(店舗によって異なる)で素材は綿100%。中が透ける不安もないらしいが、実際に着てみたら……


ふむ


パッと見だとただの白シャツを着ているだけに見えるも、着心地はめちゃくちゃ堅い。でも、これだったら単に堅めなだけのシャツかなぁ〜


と思ってしまうところだが、実をいうとこのシャツには最強のメリットがあるから見逃せない。なんとコレ……


「たるんだお腹のお肉を拾わない」のだ!!


リバウンド気味の私が着ても……



ホラァ……!!


お腹のお肉を拾わないというより “拾わせない” 形状だといえばいいだろうか。これならよほどお腹が出ていない限りは大丈夫……だと思う。

一方、シャツ全体があまりに堅すぎるから気になるところもあった。それは……

腕の部分である


普通に日常を過ごしている分には苦しくないし気にならないのだが、腕を使うときは少しだけ窮屈さを感じた。そしてここで比較したくなったのがワークマンの存在だ。



・vsワークマン

何を隠そう、私はワークマンの最強シャツことヘビーウェイトコットンオーバーサイズを鬼リピしまくっている1人。贔屓(ひいき)するつもりはないが、どうもワークマンの方が優秀な気がしてならなかった。

というのも、シャツの値段は980円と半額以下。生地もガシガシ洗って大丈夫なほどにタフなのだから。んで実際に着比べてみても……


シルエットはそう変わらず。加えて、あまりにも慣れすぎているからか着心地はワークマンの方がよかったのだ。

まぁこのへんはドンキがハードさに焦点を合わせているから、こういう感想も仕方なかったかもしれない。ともあれ……



・洗濯したらどうなる?

最後に洗濯したらどうなったかにも触れておこう。ドンキのウリとしては「繰り返しの洗濯でへたらない」とのことで、当然のように1回の洗濯じゃビクともしなかった。

ちなみにこちらが洗濯直後。相当タフそうだし、ワークマンと同じくガンガン洗っても問題ないだろう。

そして干したあとはこんな感じで少しフワッとした印象を受ける。当初、これだけ堅いのだからシワがそんなにつかないんじゃ……とも思っていたが、アイロンをしてあげた方がキレイに見えるのは間違いない。


てな感じで、春に使えそうなドンキの新しい「エレファントTシャツ」。個人的にはここまで堅いものは初めてだったから「限界に挑んだ頑丈」という触れ込みも納得だ。

そうそう、エレファントTシャツは「乾きにくいのが弱点」と言えるくらいまで堅さを追求している。

ガッツリ振り切っているから、堅ければ堅いほどイイという過激派にはかなり好まれそう。そのあたり手加減はなかったので、ガッチガチが好きな人は一度試してみるといいだろう。

参考リンク:ドン・キホーテ「エレファントTシャツ 長袖 クルーネック」
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼新品状態。ドンキが少し黄色がかった感じなのに対し、ワークマンは真っ白。

▼ドンキのシャツ。素材は綿100%。色は白と黒の2色。

▼ワークマンも同じく綿100%(衿リブ部分は綿97%、ポリウレタン3%)

▼洗った直後。なんだかドンキ(左)の堅さが見た目で分かる

モバイルバージョンを終了