ロケットニュース24

【福袋2024】田舎者が背伸びして「ラデュレ」の福袋を購入してみたら…マカロンを食べていたのに脳裏に浮かんだのは牛丼だった

2024年1月21日

店頭にカラフルなマカロンが並ぶ、オシャレ女子御用達のパティスリー「ラデュレ」。地方に住む私(まろ)にとって、銀座やルミネ内に店を構えるラデュレはまさに高嶺の花。田舎の民としてはなかなか近づき難い存在なのである。

だが、そんなラデュレも毎年福袋を販売しているという。普段なら「平民のわたくしなんぞがラデュレなんて……」となるのだが、福袋開封という大義名分があれば問題なし。

マカロンたくさん食べるぞ〜と軽い気持ちで購入してみたのだが、その中身を見て私は度肝を抜かれた……これがラデュレ……!? そして都会の洗礼なのか……!?!?


・ラデュレ『サック・ポルト・ボヌール S(7560円)』の中身

大都市を中心に展開しているラデュレだが、元々はフランスのパリで創業したパディスリー。我々がよく知る真ん中にガナッシュを挟むタイプのマカロン「マカロン・パリジャン」は、実はラデュレが発祥なのだ。

そんなラデュレは『サック・ポルト・ボヌール』という、やたら名前がオシャレな福袋をサイズ別で3種類販売している。店舗に並ぼうと思ったのだが朝から長蛇の列だったので、今回は元旦10時よりオンラインで発売されたSサイズの福袋を購入したぞ。

オンラインブティックを見た感じ、ラデュレにはマカロン以外にも焼き菓子や紅茶、雑貨など、様々な商品があるみたい。何が入っているか事前に明かされていないが、7560円もするのだからまぁいろいろと入っているのだろう。


福袋は冷凍便で到着した。箱を開けると「これぞラデュレ」というオシャ紙袋が出てきてテンション上がる〜! さっそくひとつひとつ見ていこう。




まずは12個入りのマカロン『ブーケ・ド・ローズ』。



そしてマカロン2個入りの『マリー・アントワネット』が2つ。


─────以上である。繰り返す、以上である。


高級品ということはなんとなく知っていたが、私はラデュレのことを舐めていたようだ。福袋だからもっといろいろ入っているかと思っていたけど、袋から出てきたのはマカロン計16個のみ。しかも2個入りの箱ってなんじゃそりゃ!? 7000円程度では足りぬと言うのか……!

本当に「福」はあるのかと急いで調べたところ、総額は約8600円。若干お得に買えたのかと思いきや、福袋の発送には送料がかかっていたので実質200円のマイナスである。どういうことだってばよ……。



これ一個が約560円か……。値段を聞くとより美味しく感じちゃうよね。中はねっとり、外側はサックリ、まさにマカロンのお手本といったクオリティ。

だが、食べる前に値段を調べてしまったからだろう……マカロンを食べる度に「これ1つでランチ食べられるよなぁ」という賎しい考えが脳裏にチラつく。

560円もあれば、ビックマックや牛丼並盛程度なら余裕で食べることができるんだよなぁ……。ケーキやパンならまだしも、ゴルフボール大のマカロンが牛丼並盛と等価なのか…………都会のスイーツってとんでもないべ。



ご覧の通り金額的に凄いお得というわけではないから、値段的な満足度を求めるより、1年頑張った自分へのご褒美や新年一発目の贅沢として買うのが良いんだろうな。

そこそこ競争率が高かったので、来年オンラインショップで購入を狙う方は販売開始時間にアクセスすることをオススメするぞ!


執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

▼青いマカロンは「テ・マリー・アントワネット」という味らしい。ブルーハワイじゃないんか。

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