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松屋で「米」を買えるって知ってた? その米と松屋・吉野家・すき家の牛皿を食い合わせてみた結果

2023年12月24日

牛丼チェーンの松屋が意外な商品を出していることに気づいている人もいるだろう。その商品とは、新しい丼メニューでも定食でもない。しかしながら、欠くことのできない重要な食材だ。

それはなんと米! 松屋は米の販売を開始しているんだよ! 実際に購入すると共に、松屋・吉野家・すき家の牛皿と一緒に食べて、どれと1番合うのかをたしかめてみた!

・松屋の米!

松屋の米は店舗限定で販売している。公式サイトによれば、取り扱いは関東・中部の632店舗。普段の限定メニューは全国数十店舗のことが多いので、それと比べると扱っている店舗はとても多い。


販売価格は2キロパックで税込750円である。なお、券売機・松弁ネット・モバイルオーダーでは取り扱いがなく、レジのみで販売している。



こちらが購入してきた米だ。取り扱い店舗として公式サイトに記載されているのに、販売していないお店もあるので、購入時に注意して頂きたい。私(佐藤)は2軒目で購入することができた。

産地は国産、品種は複数原料米となっている。複数原料米とは産地や品種、年産の異なるものを混ぜ合わせたもので、要するにブレンド米だ。精米時期は2023年12月16日だった。


炊いてみなければ味がわからないので、早速炊くことにした。



~ 45分後 ~



フタを開けると……美味そうに炊きあがってるやないの~。粒立ちも色も良さそうだな。


少し水分が多かった気がしていたけど、ちょうど良かったらしい。米が艶やかに輝いている。


まずはそのまま食べてみると、モッチリとして噛むごとに甘さを感じる。松屋のご飯は、激ウマと言わないまでも、ある一定の水準を超えている気がする。米から炊飯してみて、改めて基本的な味のレベルを実感できた。安心できる味なんだよね。



・どこの牛皿と相性がいい?

松屋の米である以上、松屋の牛皿に合うに決まっている。だが、もしかして、ほかのチェーンの牛皿との方が相性よかったりして……

その疑念が拭い去れないので、それぞれテイクアウトしてきた。松屋牛皿税込320円、吉野家牛皿税込389円、すき家牛皿税込320円。いずれも並盛である。


まず、松屋の牛皿から。あくまで見た目の判断だが、他社より少し量が多い気がする。けど、その分脂が多いかもな。


ご飯との相性はいい。松屋 × 松屋で悪くなるはずがない。食べ慣れた食い合わせなので、安心感を覚える味だ。まあ、合わなきゃ困るんだけどね。


続いて吉野家。価格が高い分、肉質は他社よりも良さそうだ。脂が少なく満足度は高い。


味付けは松屋よりもやや甘めではあるが、ご飯との相性はいい。個人的には、松屋よりも吉野家との食い合わせの方が好きかも。おそらく肉質の良さが、より美味しく感じさせているのだろう。


すき家は、他社に比べて肉質がほんの少し劣るかもなあ~……。たまたまかもしれないが、若干筋張っていてパサついた印象は否めない。


そのぶん味は3社で1番濃く、ご飯の甘さが塩味をほどよく中和してくれる。つまり相性は良いのだ。



結論、松屋の米は3社の牛皿全部と合いました! いずれにしても、米の販売は面白い取り組みだ。まだ限られた地域の店舗限定なのだが、全国で販売されることを期待している。


・今回訪問した店舗の情報

店名 松屋 新宿2丁目店
住所 東京都新宿区新宿2-7-3 ヴェラハイツ新宿御苑1F
時間 24時間

参考リンク:松屋
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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