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【一瞬で灼熱】超極暖ヒートテックを超えた防寒対策! 1着の全身タイツを2人で着ると猛烈にアツくなる!!

2023年12月17日

寒い! すでに初老の域に達した私(佐藤)は、年々寒さに弱くなってきている。最強寒さ対策として、エアコンを独り占めしてみたものの、その結果は思わしいものではなかった……。

そこで、さらに考え抜いてひとつの答えにたどり着いた! 人肌のぬくもりが1番温かいに違いない!! ってことで、全身タイツを2人で着てみたら、一瞬で灼熱!! ヒートテックも目じゃないほどアツアツになれることが判明したぞ!

・2人で1着を着る

うう~……、窓際は寒い。毎年冬が来る度に、席替えしたいと思いながらも、その願いを果たせないまま、今年も冬を迎えてしまった。どうしよう、寒くて集中できん……


せや! イイこと思いついた。1着の全身タイツを2人で一緒に着れば、絶対あったかいはず!!


……ってことで、アホの上司ことYoshioに協力してもらおう。この人は、部下のいうことは何でも聞いてくれるアホな上司である。


佐藤「Yoshioさん、ちょっとコレ着れくれる? 防寒対策のネタをやりたいんだわ」

Yoshio「いいよ。着るだけでしょ」



Yoshio「コレでいいの?」

佐藤「OKOK、よし、じゃあ俺がその中に入ります


佐藤「ちょっと膝を曲げてくれる?」

Yoshio「こう?」

佐藤「OKOK」


佐藤「よし、右脚入った」


佐藤「狭いな」

Yoshio「でも意外と生地が伸びるね。イケるんじゃね?


佐藤「次は左脚だ。オリャ!


佐藤「ヨッシ、下半身入った」

Yoshio「その調子だ」


佐藤「そしたら、次は上半身行くぞ。右手を通して~……」


佐藤「左手も入った」

Yoshio「あとはチャックを閉めるだけだぞ」


佐藤「羽鳥さん、チャック閉めて」

羽鳥「任せろ!」


羽鳥「く~! 硬い。中身が詰まってるから、なかなか閉まんねえなあ」


Yoshio「よ~し、閉まった。アチいな、すでにめちゃくちゃアツい

佐藤「待って待って! 俺、かかとが床についてないから、転びそうだよ。クソアツいし


佐藤「両足ともつま先立ちでキツいんだよな」


Yoshio「とりあえず、椅子に座ろう。バックバック、そのまま後ろに下がって」


Yoshio「着席。は~、落ち着いた。それにしてもアツいな

佐藤「マジでアツい。全身汗だくになっちまった



佐藤「さて、これで寒さ対策は完ぺきだ。でもカンタンに動くことができんのが厄介だ」


佐藤「よく見ると、Yoshioは妖怪の「子泣き爺」みたいだな。もしくは、ジョジョ4部のスタンド「チープトリック」と化しているぞ」

Yoshio「これで佐藤さんの仕事がはかどるなら、本望だよ」


佐藤「とにかくアツいから水分補給しよう。冬であることを完全に忘れるアツさだ。俺らこのまま放置されたら、脱水症状もあり得るぞ」


佐藤「ジュースうめえな」

Yoshio「うるおうわ~」




佐藤「そういえば、羽鳥さん。いい機会だからミーティングしよう

羽鳥「OK、俺はいつでもウエルカムだ」


羽鳥「どうした? なんでも相談してくれ」


佐藤「実はかねてから、俺はこのままでいいのか? って真剣に悩んでるんだよね。50歳という節目を迎えて、この調子で進んでいっていいのか? それとも何か違う方向性を打ち出すべきなのか……」




羽鳥
「ナニ言ってんだよ、佐藤さんはそのままでいいよ。そんな50歳はほかにいないぞ。佐藤さんみたいなバカなヤツが余計なことを考えたって、どうせロクな結論に至らないんだから、そのままで行くべきだよ


佐藤そうか! 俺みたいなバカなヤツが考えたって、どうせバカな答えしか出ないもんな!」


羽鳥「そうそう、バカは考えちゃダメ! バカのままでいいの。バカ、バンザ~イ!!」


佐藤「バカ、バンザ~イ! バカでよかった~ッ!!」




佐藤「ミーティングも終わったことだし、記事書くか」

Yoshio「そういえば、佐藤さん。俺、トイレに行きたいんだけど……


佐藤「トイレ? いいよ!」


佐藤「よし、トイレ行こう!」

Yoshio「急いでくれ、結構ヤバい」


Yoshio「早く早く」

佐藤「もう着いたから。慌てるな」


佐藤「バックオーライ、バックオーライ。はい、便座に座って~」


佐藤「間に合ったな。よかったよかった」


佐藤「よし、思う存分やってくれ。俺はここで待ってるから

Yoshio「…………」


Yoshio「できるか! 何がここで待ってるだよ。こんな格好でできるかよッ!!」


佐藤「わ~! アホの上司がキレたーーーッ!!!!」


Yoshio「これもうアツい!! 早く脱げ、早く脱げよ!!」


Yoshio「オラ、脱げ! まったく何やらせてくれちゃってるんだよ!」


くだらねえことを……


やらせてんじゃ……


ねぇええええええええええええええ!!!!


佐藤「ひぃ! すみません。でも、あったかかったでしょ?


Yoshio「めちゃめちゃホットホット! ホットホット!!」


ってことで、動きづらくなるけど、本当にアツアツになるので、みんなも試してみてちょうだい! おわり~!!


執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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