今のご時世、バイキング形式のフードサービスは「ありがたい」の一言に尽きる。とはいえ、燃料費や原材料費の高騰の煽りをうけて、サービスそのものを値上げしたり、やむなくバイキングを終了するお店も存在する。
そんななかで、スーパー「ベイシア」は約5年休止していたセルフ式カレーライス(カレーバイキング)を昨年復活! 値上げはしたものの、それでもまだまだ安い!! ベイシアすげえ、500円あれば十分だ!
・ベイシア初の都市型店
「ベイシア」は群馬県発祥のスーパーチェーンで、東日本を中心に郊外型の店舗を展開している。私(佐藤)が初めて訪ねたのは、2015年のことだ。東京・青梅インター店でカレーバイキングを体験し、その安さに度肝を抜かれた!
セルフで盛り付けるカレーバイキングは、フタが閉まればOK! で当時税込198円だった。
そんなベイシア初となる都市型店舗が、千葉・津田沼にお目見えしたと聞いてやってきた。このお店は従来の店舗と異なり、次世代の食品スーパー「フーズパーク」と位置づけられている。同社の選りすぐりの商品が集結しており、カレーバイキングもあるぞ!
2023年10月25日にオープンしたばかりで、店内はとてもキレイだ。営業面積約1500平米、売場にはテーマパークをコンセプトにした商品がズラリと並んでいる。
商品はバラエティに富んでいる。ロピアを彷彿させる、家族向けの特盛肉があるかと思えば……。
個食向けのレンチン商品もある。こういう下ごしらえ不要で、いきなりレンジで完結するものは、1人暮らしに重宝するよね。
レンジといえば、冷凍食品コーナーの品ぞろえもハンパない! 食べ盛りのお子さんのいる世帯には大助かりに違いない。
フーズパークというくらいなので、弁当や総菜の品数もスゴイ。この一角は全部寿司!
麺類・中華・お好み焼きなどはこっちのラインにズラリ!
弁当も種類が豊富だ。のり弁税込398円、結構安いかも。
それからベイシアでお馴染みのフライバイキングのコーナー。こちらは取り放題とかのバイキングではないので、お間違いのないように。とはいえ、揚げ物も種類が多いなあ。
紅生姜天やかき揚げ、めちゃくちゃ長いカニカマ天もあるぞ。
それで本題のセルフ式カレーライス。8年前は税込198円だったけど、今は税込267円になっている。69円の値上げだけど、それでも安いよねえ。300円で釣りが来るって、この世知辛い世の中で、まさしく神サービスだよ。
手袋を着用して、黒い容器にご飯とカレーを盛る。以前と同じくフタが閉まればいい。ご飯なしでの持ち帰りでも問題ない。
ということで、適量を盛ってみた。これと揚げ物を2品買って帰った次第である。
・500円以下でコレ!
JR総武線の始発の中野駅から終着駅の津田沼駅まで行き、カレーを買って津田沼から中野へと帰り着いた。往復2時間の電車移動。疲れたな~……。
こちらがベイシアカレーです。子どもでも食べられるというオーソドックスな日本式欧風カレーに仕上がっている。
とろみ強めで、給食のカレーライスの味を思い出したよ。令和になったけど、この味は間違いなく昭和です。ウスターソースをドバドバかけて食べるとウマいヤツ。そこはかとなく漂う安心感がいいね。これは毎日食える。300円で味わえるぜい沢ってヤツですよ。
これにチキンのチーズカツ(税込138円)とカニクリームコロッケ(税込84円)を乗っけたらご馳走ですよ! これで合計489円ってスゴくない?
近所にこんなお店欲しい! 都市型店舗をバンバン出して、カレーバイキングをやってくれ~! 頼むぞ、ベイシア!!
・今回訪問した店舗の情報
店名 ベイシア・フーズパーク 津田沼ビート店
住所 千葉県船橋市前原西2-19-1 津田沼ビート地下1階
時間 10:00~22:00
定休日 1月1日
参考リンク:ベイシア
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24