ロケットニュース24

海外ネットで何の変哲もない豊洲のセブンイレブンが話題に。実はこの店……

2023年10月6日

セブンイレブンってアメリカ発なこと知ってた? ただし、アメリカのセブンイレブンと日本のセブンイレブンは大分違うらしい。海外ネットで日本のセブンイレブンのクオリティーに衝撃を受けている人をよく見るからだ。

ただ、今回、話題になっているImgurの投稿は、そんな日本全体の話題というより、1つの店。豊洲にあるセブンイレブンについてであった。え、そうだったのー!? ちょっくら行ってみよう。

・立地

東京湾臨海の埋め立て地である豊洲。最近で言うと、「日本の台所」と言われた築地場内市場の移転でよく名前を聞いたが、私(中澤)のイメージを述べるとタワマンだ。豊洲辺りに建ち並ぶタワマン群は、晴れている日とかとても綺麗である。レインボーブリッジとかお台場も近いし眺めヤバイんだろうな。1回住んでみてえ

豊洲駅の3番出口から地下の広場を抜けて地上に出ると、すぐにセブンイレブン豊洲店が見えた。ちなみに、ガチ駅の目の前に豊洲駅前店もあるのだが、今回話題になっているのは豊洲店の方。

・広くて品揃えが豊富

入ってみたところ、都市部のセブンイレブンにしては広い。ゆえに、品数も多く、野菜とか果物はもちろん、ダイソーやロフトの商品も取り扱っているし、酒類なんてクーラーボックス以外に棚4つ使われるくらいバリエーション豊か。

「サントリーオールド43度」とか「ジョニーウォーカーブラックラベル」とか「チェッキキャンティクラシコ」とか3000円前後の高めのものもあったりする。まあ、酒は一例だけど、この1店舗あれば簡単な生活ならまかなえそうな品揃えだ。

・実は

とは言え、特筆すべきことはない。ロマネコンティが売ってるわけではなく、一般的なセブンレイブンの範囲と言えるだろう。では海外ネットに投稿されたのはなぜか? 実は、この店……


日本最初のセブンイレブンなのである


知らんかった。そして、知った後も割と信じがたい。普通に営業している。セブンイレブン・ジャパンくらい歴史があれば、1号店が無くなっていることも珍しくないため、残っていることにまずビックリして来たが、来てみて再度ビックリした。普通やん……!

・コンビニエンス魂

なお、この店はセブンイレブン・ジャパンの歴史にも開業当時の写真と共にしっかり記載されている。「東京都江東区の豊洲に、本格的なフランチャイズのコンビニエンスストアとしては日本初となる「セブンイレブン第1号店(東京都江東区・豊洲店)」がオープン」と。開業は1974年だという。って、来年50周年やないか。

見方によっては歴史的な存在であるこの店。ただ、それを感じさせないところにコンビニ魂を感じたのであった

参考リンク:セブンイレブン・ジャパンの歴史
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.


[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

モバイルバージョンを終了