慣れない東京散策でランチ難民になっていたとき、ふらりと立ち寄った島根県のアンテナショップ「日比谷しまね館」。
当初は、東京に来たからには東京っぽいものを食べようと思っていたのだが、ショップ併設のカフェメニューを見た瞬間、そんな気持ちはどうでも良くなっていた。
だって、あの高級魚「のどぐろ」が1300円で食べられるって書いてあるんですよ……!? ここ東京の日比谷だよな? そんな旨い話ってあります??
・日比谷しまね館「ご縁カフェ」
のどぐろが食べられるカフェの名前は「ご縁カフェ」。アンテナショップ横のスペースで営業している、たった9席しかない小さなカフェだ。
メニューは丼物と甘味、あとはおつまみ系のものがいくつかあったな。今回頼むのはもちろん「のどぐろ丼」。「全国ご当地どんぶり選手権」なるもので2連覇を達成した人気どんぶりらしい。
通常はのどぐろが6切れほど乗って1300円だが、プラス200円で増量することも可能。迷うことなく増量したところ、ご飯を覆うほど切り身が乗った「のどぐろ丼」が登場!
見てくださいよ、この脂! 「白身魚のトロ」と言われるだけあって、半端ない照り具合。
食べてみると、身に強い旨みがあって脂が甘く感じる! 白身でありながらこんなにも味がある魚って普段じゃなかなか食べられないよなぁ。
海鮮丼らしからぬご飯のホカホカ具合には驚いたが、のどぐろ丼ならアリなのかも。脂が熱でじんわりトロけて、ご飯がスルスル進んじゃう!
のどぐろがこんなに乗っている上、大粒シジミの味噌汁やお新香、お茶までついて1500円で食べられちゃうのだ。昔、スシローでのどぐろ食べた時は1皿300円くらいした覚えがあるから、そう考えるとかなりお得である。日比谷という場所も考慮したら、それこそ神コスパなのでは!?
・日比谷飯の超穴場!
のどぐろがこんなに安いとさぞ混んでるだろうと思いきや、意外と人がいないからびっくり。というのも、日比谷しまね館があるのは日比谷シャンテの地下一階なので、普通に歩いていてはなかなか通らない場所にあるんだよね。
今回訪れたのは土曜の昼過ぎだったが、全く待つことなく入ることができた。仮に少し混んでいたとしても、隣のアンテナショップを見てまわれば待ち時間もあっという間だろう。
知る人ぞ知る穴場だと思うので、日比谷、銀座あたりでおいしい魚が食べたくなったら訪れてみる価値は大いにアリ! のどぐろはもちろん、島根の美味しいものをいろいろと知ることができる、大満足のアンテナショップであった。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 日比谷しまね館
住所 東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ地下1階
時間 11:00~20:00
休日 日比谷シャンテの休業日に準ずる
参考リンク:日比谷しまね館
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
▼カフェで出されているものは全て日比谷しまね館に売っている。のどぐろ丼のタネもタレも購入できるで、お店の美味しさをお家でそのまま再現することも可能!
▼日比谷しまね館で買ったものは、飲み物に限りカフェへ持ち込み可能。地酒やご当地飲料と一緒に食事を楽しむこともできる