その時、ふと、「もしかしたらオレ天才かもしれない」と思った(←バカ)。そう思った次の瞬間、私はIQテストについてググり始めていた。

いろいろある。いろいろあるけど、いっちゃん上に表示されているのにしよう!(←バカ)と思ってサイトに入り、IQテストをやってみることに。

私が入ったのは『IQ MENTOR』というサイトで、先週、2万人以上がこのサイトでIQテストをしたそうだ。私の知的レベルはどんなもんなのか。


開始と同時に40分のタイマーが動き始めた。この40分間に、40もの問いに答えなければならないという。ということは、1問あたり……………………1分だ。(←バカ)


なお、当たり前だが問題はお見せできない。言葉で表現するなら、記号というか、図形というか、そんなようなのが表示されるテストだった。



なんとなく、スイスイと答えられた。


が、10問くらい解いたところで、早くも私はモーレツにイライラし始めた。「あと何問あるの?」と思い問題数を確認すると、残り30問! そんなに!!


かといってテキトーにダダダダダッって選んだら正しいIQが計測できないし……と、私は、血が出るほど強く下唇を噛み締めながら1問1問進めていった。


同じような問いが続く。イライライラ……。今すぐにでも「ウアーーーーーーッ!」と叫んで大暴れしたい衝動にかられる。なんなら脱ぎたい。だけど、耐える。


もう限界……というところで問題数を確認すると、あと10問! 残り時間はたっぷりある。あと10問耐えたら解放される。がんばれ俺。がんばれ……!


もう、なんというか、私にとってIQテストは「忍耐テスト」のようなものだった。イライラしすぎて、こめかみに青筋が浮いていたかもしれない。


そして──



ついに!


\(^o^)/ 40問達成! \(^o^)/


さあ私のIQは……と思った次の瞬間!


えっ……


まじ……


こ、ここまで耐えて……結果はお金を払ってから? まじかよ。そーゆーことは先に書いておいてくれよ。そんなんだったら、やらなかったから! っざっけんなよ。でも知りたい。こんなに時間もかけたんだし……


ということで、


私は払った。3318円を支払った。


そんな私のIQは……



超ふつう〜〜〜〜〜〜!


天才なんかじゃなかった〜〜〜!


なんか恥ずかしいよ。でも、スイスのYvesさん(IQ 107どうし)とは仲良くなれそうな気がする。

ということで、みなさん、お金、かかりますんで。そこんとこ、気をつけて。バイビー!


参考リンク:Google検索「IQテスト
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
screenshot:Google、IQ MENTOR