どうやら私（サンジュン）は、とんでもない商品と出会ってしまったようだ。この記事で紹介する丸亀製麺の『生うどん』は、コスパ最強どころか “コスパ超最強” と断言しよう。ダマされたと思って1回食ってみな？ 飛ぶぞ？
現時点では限られたごくごく一部の店舗でしか入手できないものの、仮に全国展開されたらスーパーの荷棚から全ての生うどんが消え去るハズ。それほど味もコスパも超最強なのである。ただし、やや注意点もあるので併せてご紹介しよう。
・埼玉の丸亀製麵で発見
つい先日、所用で埼玉県にある丸亀製麵に足を運んだ時のこと。店内のポスターで目にしたのが『生うどん』の文字であった。はて……丸亀に生うどんなんてあったっけ？ そう思いお店の人に聞いてみたところ、生うどんはごくごく一部の店舗でのみ販売されている超レア商品のようだ。
その内容は非常にシンプルで、店内で製麺した打ち立てのうどんをそのまま販売しているというもの。要するに「ご家庭で茹でて食べてくださいねー！」というスタイルのうどんで、価格は衝撃の1人前180円であった。
これは丸亀製麵の中で最もリーズナブルな「釜あげうどん（並）」が340円であることを考えれば “破格” と申し上げていいのではなかろうか？ しかも2人前購入すれば300円になり、さらに通常価格70円のお出汁が付いてくるのも太っ腹！ もうどう考えても “コスパ超最強” なのである。
・店よりも美味しいかもしれない
さらに言えば味も完全に丸亀クオリティ！ なんなら店で食べるよりも美味しいかもしれない。何故なら自分で調理すれば “茹でたて” のうどんにありつけるワケで、わずかに茹でたうどんを寝かせている店舗よりもロスタイムが少ないからだ。
これまで散々丸亀製麵でうどんを食べている私も『生うどん』のウマさには衝撃を受けた。もはや「うどんの刺身」と言ってもいいかもしれない。最初の一口は何も付けずに食べてごらん？ きっと私の言っている意味がわかるハズだ。
・絶対に売れる……けど
コスパも超最強で味も激ウマと来れば、これは「うどん弁当」に次ぐ丸亀製麵の看板メニューになり得るのではないだろうか？ 繰り返しになるが、仮に全国販売されたとしたらスーパーの荷棚から全ての生うどんが消え去ってもおかしくはない。
ただし──。
丸亀製麵の『生うどん』には2つの注意点があったのでお伝えしておこう。それは2つとも調理にまつわることで、1つは「お湯3リットル」が必要だということ。そしてもう1つが「茹で時間が16分かかる」ということである。
確かに丸亀の店内では馬鹿デカい鍋でうどんを茹でているが “家庭で3リットルの熱湯” はなかなかハードルが高い。やってやれないことはないものの「熱湯を3リットルも沸かすのがめんどくさい」とう方もいらっしゃることだろう。
もう1つの「茹で時間16分」も、やってみるとそれなりに長い。今回は鍋の前に付きっ切りでうどんを茹でてみたところ、
……果てしねえ。
……と、4回くらいは思ったことを正直にお伝えしておく。私のようなせっかちな人間にとって “16分間付きっ切り” は結構キツイ。それに見合ったウマさは約束されているが「茹で時間16分」もなかなかのハードルであった。
とはいえ、丸亀製麵の『生うどん』がコスパ超最強である事実は揺ぎなく、個人的にはそれでももう1度食べたいほどウマかったことも事実。先述の通り、現時点では入手困難な激レア商品であるが、運良く発見されたら迷わず買ってみろ。そして食ってみろ。マジで飛ぶぞ？
参考リンク：丸亀製麺
執筆：P.K.サンジュン
Photo：RocketNews24.