ただでさえ Finger lickin’ good ゆえに、指を舐めまわしてしまうケンタ。その福袋は、あまりに Finger lickin’ すぎて指どころか腕までも摩耗させてしまうほどGoodなのはよく知られている。
しかも年々景気が悪化するこの日本で、毎年パワーアップし続けるという奇跡を見せてくれていた。だがさすがに今年は無理だろう。そう思っていたら、まさかの臨界突破……! どこまで行くんだサンダースッ!!
・2600円
人気は相変わらず高く、私は朝から3店舗回ってようやくゲットできた。この記事が公開される頃にはとうに売り切れており、恐らくどこに行っても購入できないだろう。
ちなみに今年の福袋は2600円。2021年、2022年より100円高くなっている。そして内容物はオリジナルトートバッグ、商品引換券、クーポンパスの3点。
ちなみにクーポンパスは「ケンタお重」に入っていたそれと全く同じ……! 両方買う人にとっては残念なお知らせだ。
100円高くなり、クーポンパスは お重と同じ。ここまでの情報だと何一つ良いところが無い2023年のケンタの福袋。しかし解散するのは待ってほしい。
・3240円相当
今年は商品引換券のグレードアップ具合がマジで半端ないのだ……!
引換え対象は以下の通り
・オリチキ2ピース引換券3枚
・チキンフィレバーガー引換券2枚(和風チキンカツバーガーも可)
・ポテトS引換券2枚
・ナゲット5ピース引換券1枚
オリチキとチキンフィレは2020年・2021年・2022年と同じだが、ポテトSとナゲットが増えている!! どう考えても100円増額した程度では回収できないばらまき具合!!
“お重と同じ” ということで微妙に残念感漂うクーポンパスだが、実は少なくとも2020年以降最大の割引額を誇っているという事実も注目したい。
ということで、今年も観測史上最高得点を軽々と更新してきたケンタの福袋。あらゆるチェーン店があらゆる商品の値段を増額しまくりなこの暗黒時代に、ケンタは陰るどころか福袋で過去イチの輝きを放つという驚きのムーヴだ。
いったいサンダースはどこまで高く舞えるというのか……? 買えた人は全身の脂がオリチキ由来の脂に入れ替わるほど食いまくってくれ!
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.
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▼今年は冊子型の引換券。例えばオリチキのはこんな感じ。
▼ぶっちゃけ今年はゲットを諦めかけた。最初の店舗は並んでいる間に福袋が売切れ……
▼2番目の店舗は予約分で完売。予約なんてあったのかよ。来年はここで予約を狙っていくかもしれない。
▼3番目の店舗でどうにかゲットできた。残り10個も無かったと思う。
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