毎月29日前後になると、多くの飲食チェーン店が「肉の日」専用のメニューを販売したり、期間限定で割引きなどを実施する。誰が最初に始めたのかは知らないが、昨今では企業の垣根を越えて定番化していると思う。
そこでふと思ったのだ。それらの「肉の日」限定キャンペーンで純粋に肉の量だけに注目した場合、コスパが最強なのはどこなのだろう……と。
・ミスってた
ということで、第1回の冒頭のコピペで始まったシリーズ2回目。初回は「伝説のすた丼屋」だったのだが、記事公開の翌日に、読者からの有難い指摘で私の計算方法がおかしいことが発覚した!
あるTwitterユーザーが、当サイト公式Twitterの投稿にリプライという形で指摘してくれたのだ! 言われてみれば全くその通り。
計算式方法変じゃないですか?
この計算だと肉の割合にかかわらず
680円÷614g=1.1円/g
となりますね。
つまり肉だけしかはいってないどんぶりと肉ひと切れのどんぶりが同じ結果になると思うのですが。
要は、肉の割合を出したところまでは良かったのだが、最後で余計なことをしてしまったわけだ。下の元の記事のスクショの文字を選択した部分で余計なことをしていた感じ。サンキュー、読者の方! 1回目で判明してよかったぜ。
ということで、算出方法にテコ入れが必要だ。サービス開始直後のソシャゲみたいな状態。それで色々と考えてみたのだが、正直な所どうしようか決めきれていない。
指摘に気付いた直後は肉の割合と値段だけでいいかもと思ったが、それだと唐揚げチェーン等の、肉率が100%な業態が有利になってしまう。かと言って全体の値段をそのままランキングに反映させると、元の単価が高いタイプのお店が不利になる。
それでは割引率で比較すべきか、それとも肉の増加率にすべきか? しかしそれはそれで、肉質をグレードアップする系のお店が不利になるし、増加や割引ではなく専用メニューを出すタイプのお店を評価できなくなる。
結局「肉の日」までに決められなかったので、とりあえず暫定的に値段と肉の重量だけ収集して、その扱い方は思いついたことを柔軟に取り入れていくことに。
もし後で他に必要な情報が出てくれば、その都度調べて充実させていけばいいだろう。どうせ多数のチェーン店のデータが集まらないと結論は出ないのだ。当分は問題無いと思う。
最終的な算出方法については私も継続して模索していくが、もしイイ感じにフェアな方法を思いついた方はTwitterにコメントしてくれ! 最高なのがあったら採用させてもらいたい。
・モス
それでは今回の本題に入ろう。モスの肉の日フェアはシンプルだ! 対象メニューは毎月29日限定、10時30分販売開始の『にくにくにくバーガー 』、『スパイシーにくにくにくバーガー 』、さらに期間限定の『きんにくにくバーガー』の3種。
店舗によっては扱っていないところもあるそう。実際にお店に行ってみると、店内のメニュー表では「にくにくにくバーガー」がメインっぽい扱いだった。ということで、こちらをオーダー。お値段は税込み870円。
持ち帰ったのがこちら。シナモロールとコラボ中だったようだ。全く無関係だけど、今までこのキャラクターのことをシナモンロールだと思ってた。シナモロールなんだな。
中身はこんな感じ。肉とレタスだけで構成されている。特に新しい商品では無いので詳細は省こう。
全体の重量は248g。
そこから肉だけを抽出したのがこちら。211gだ。マジにほとんどが肉。
・肉
ということで、2回目までに得たデータは以下の通り。表がまだまだ寂しいが、まあ2件目だしな。
さて、これ等の数字をどう扱って「コスパ」をジャッジするのが最もフェアなのか……? ある程度の妥協は必要な気がしているが、まあゆっくり考えていこう。
参考リンク:モスバーガー、Twitter @RocketNews24
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.