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【広島名産】瀬戸内海の牡蠣をカレーにぶちこんだ「かきカレー」を半信半疑で食べてみた結果…

2022年10月26日

えっ? これって大丈夫なの!? 初めて「かきカレー」のレトルトを見たとき、ただただ驚いた。なにしろ牡蠣は鮮度命の食べ物。いくら最新技術で美味しく封じ込めているとはいえ、風味が落ちてしまうのではないかと思ったのだ。

しかしながら商品として置いてあるということ、それすなわち大丈夫の証。はたしてどれくらい美味しいのか。これから寒くなってくると旬の時期を迎えることだし、ここはいっちょ広島名産の「かきカレー」を試してみるか!

・広島名産

今回購入したのはレインボー食品のかきカレー。軽くググってみたところ、そこそこ前からあるようで通販でも普通に売られていた。価格は500円ちょいくらいが多い印象だったので、476円で買えた私はプチラッキーだったかも! 24円もうけちゃった……!!

というのはどうでもいいとして、その特徴は瀬戸内海でとれた牡蠣を使っていること。んで、それをソテーオニオンと牛乳、バター、ココナッツで仕上げたカレーソースで煮込んで「かきカレー」は作られているらしい。うむ、もう響きだけでウマそうである。

調理方法は袋の封を切らずに沸騰させたお湯に入れて温めればOK(約5分)。電子レンジで温めると具材が跳ねてヤケドする可能性があるため、レンチンはしないでおくれとのことだった。


・牡蠣

それでは実際に食べてみよう。パッケージに書いてある手順に従って作ること5分。アッチアチになったカレーをお皿に盛り付けてみると……

おぉ!


牡蠣!


牡蠣ィィィ!!


ブリンッとした牡蠣がゴロリと出てきた。ちなみに私がハッキリと牡蠣だと確認できたのは3つ。欲を言えばもうちょっと入っていたら嬉しかったかな〜という気持ちもあるが、ねだりすぎかもしれないし何より大事なのは味だろう。


・牡蠣とカレーは合うのか

こういうのも、ぶっちゃけ個人的には「牡蠣とカレーって合うの?」と半信半疑。大抵、何でもウマくなるカレーとはいえ、味がケンカすることもあると思うのだ。少なくとも私の頭の中に牡蠣とカレーを合わせる思考回路はない。

それだけに口に合わない可能性も全然ある。食べる前に唾を飲み込み迎えた緊張の一瞬、まずは一口食べてみると……

_人人人人人人人人人人人_
> う め ぇ !! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄


ド直球すぎるコメントをしてしまったが、これはなかなかクオリティーが高いのではないだろうか。溢れ出る牡蠣の風味と一緒にカレーの辛さが口の中に広がるのはなかなかいいものである。

そしてそれだけで終わりじゃないのが「かきカレー」。しっかりコクがあって、ルウの中にほのかな甘さも感じさせてくれたから上品さも感じた。このあたりはココナッツミルクの影響なのかなァ。

生臭さもほとんどないし、辛さは中辛でどちらかといえば辛め寄り。このあたりもバランスがよく仕上がっている印象で、その土地の名産を上手に調理しているように感じた。これがワンコインで食べられるならアリ!

はじめこそギョッとしたカレーではあったが、食べてみたら広島らしさのあるカレーで大満足。作る時間もかからないし、長年売れているのも納得だった。気になる人はぜひ一度お試しあれ。


・総評

辛さ……そこそこ辛め
香り……THE牡蠣
白米イケる度……牡蠣好きならガッツリ
皿まで舐めたい度……舐めたいタイプのカレーじゃないかな

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼裏パケ

▼原材料はこんな感じ

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