2022年6月25日、新宿歌舞伎町に「回転わんこそば店」がオープンした。もちろん回転わんこそばは日本初の業態で、早くもテレビやネットで話題になっているからご存じの方も多いことだろう。
新宿に本拠地を置き、大食いを愛する我々ロケットニュース24としては見逃せない! というわけで『アミューズメントわんこそば くるくるわんこ』で、人生初の回転わんこそばに挑戦してきたのでご報告しよう。
・40分で3300円
わんこそばと言えば、言わずと知れた岩手県の名物料理である。「盛岡冷麺」「じゃじゃ麺」「福田パン」なども有名な岩手県であるが、イベント感が最も強く印象的なグルメはやはり「わんこそば」になるハズだ。
そのわんこそばをセルフで楽しめるのが『アミューズメントわんこそば くるくるわんこ』で、料金は40分で3300円となっている。高いのか安いのかよくわからない価格設定であるが、都心でわんこそばを楽しめると思えば、それほど割高ではないのもかもしれない。
『アミューズメントわんこそば くるくるわんこ』では基本料金に「ねぎ・わさび・生姜」の薬味が含まれており、その他の薬味は各100円でオーダー可能。大根おろし、海苔、なめたけ、天かすなどが用意されているゾ。
また『アミューズメントわんこそば くるくるわんこ』は椅子が無い “立ち食い形式” になっている。最初はやや戸惑ったものの、結果的にはさほど気にならず、実は量を食べることには最適な設計……なのかもしれない。
・チャレンジ開始!
というわけで、さっそく「回転わんこそば」に挑戦! 要するに40分間、流れてくるわんこそばをひたすら食べ続ければいいだけの話である。最近、明らかに食欲が落ちている私、P.K.サンジュンであるが、最低でも100杯を目標にしたいところだ。で……
開始1分で10杯突破!
当然ながらわんこ1杯の量はたかが知れているため、驚異のスピードでお椀が積まれていく。開始5分の時点で30杯は平らげていたので、40分間食べ続ければ240杯は狙える計算だ。
ちなみに味は「そば」としか表現のしようがない。「こんなにウマい蕎麦食ったことない!」というほど美味しくもなければ、あえて苦言を呈すほどでもない平均的な味である。おそらくわんこそばとは、そういう食べ物なのだろう。
で、やや飽きを感じ始めたら「薬味」でリフレッシュがオススメだ。薬味効果は絶大で、適度に使うと口が新鮮な状態に戻る。そして結果的には17分で100杯を平らげ、この日のチャレンジは自主的に終了した。
・100は余裕
感覚的に言うと、100杯は「それなりにお腹がいっぱい」くらいだろうか? 無理すれば150オーバーも狙えただろうが、そこそこでやめておくのが意識の高い中年男性の食べ方である。一般的な成人男性なら普通に100杯は狙えるハズだ。
またイヤらしい話、途中からは「少ないわんこ」を狙い撃ちしていたことを告白しておく。杯数を重ねたいがため、途中からは「少ない方が当たり」という妙な現象が起きていたのは何故なのか? これぞ “わんこそばマジック” としか言いようがない。
なお、店員さんによれば女性の平均は60杯~80杯で、男性の平均はその倍くらいだとか。またオープン2日間での最高記録は317杯で、こちらは女性が記録したとのこと。これは早くも大食いファイターが来ておるな。
最後に特設ブースで記念撮影をして、初めての回転わんこそば体験は終了。決して大食いが得意ではなく、普段はなるべくタンパク質を心掛けている意識が高い44歳のおじさんでも、100杯は普通にイケます。回転わんこそばは味うんぬんよりも、楽しいグルメでした。
というわけで、店名の通りアミューズメント感が非常に強かった回転わんこそば。1人でもそれなりに楽しかったので、複数人でキャッキャ言いながら食べればより楽しめるに違いない。いつか当サイトの全員で挑戦してみたいところだ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 アミューズメントわんこそば・くるくるわんこ
住所 東京都新宿区歌舞伎町1丁目22-9 J GOLDBUILD 5階
時間 12:00~22:00
休日 なし
参考リンク:プレスリリース
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼こちらがデフォルトのセット。真ん中の桶に余計なつゆを入れるとのことだったが、この日は最後まで使わなかった。
▼回転わんこそば、楽しくて良きでした。いつかロケットのメンバー全員で行きたい。
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