突然だが、マスクを外した際に顔がテカっていると感じることはないだろうか。筆者の場合、マスク着用による蒸れのせいで汗や皮脂が出やすくなり、年がら年中テカテカと輝いてしまっている。
しかも、この時期は皮脂の分泌量が増加するため、より一層オイリー肌になりやすい。こうなると、筆者の顔面は “ヌルヌル” という質感に近く……恥ずかしくて人様に顔向けできなくなってしまうのだ。
誰よりも清潔感のある男になりたい筆者は、この肌の状態を1秒たりとも看過することはできない。
そこで、毛穴という毛穴から溢れ出る皮脂を一網打尽にするため、顔面サイズのデカイあぶらとり紙を作ってみることにした。今回は、それを作る過程や実際の使用感などをレポートしていくぞ。
・デカイあぶらとり紙の作り方
作り方はシンプルでカンタン。市販のあぶらとり紙をテープで何枚も貼り合わせ、A4サイズほどの形にするだけ。
使用するあぶらとり紙はドラッグストアで購入した『ギャツビー あぶらとり紙 (フィルムタイプ)』(税込217円)だ。
フィルムタイプは破れにくく肌触りがいいらしい。
このようにテープであぶらとり紙同士をくっつけていく。
フィルムタイプなので、貼り間違えても破れることなく修正できそうだ。
10枚使用してA4サイズほどになる。これで顔面を覆うことができるだろう。ちなみに、作業時間は約3分半だった。
・使い方
このあぶらとり紙には表と裏があるので、注意が必要だ。テープのない方が “表” で、その面を肌に直接当てる。そして顔全体に被せたら、指や手のひらで軽く押していく。流れとしてはこんなところだ。
続けて実際にやってみるとしよう。というわけで……
いざ、装着!
な、なんだこれは……。
皮脂を吸い上げる感じが指の腹に伝わってくる。
さっそく肌を触ってみると隅々までサラサラしているし、鏡で見てもマットな肌感になっているようだ。
ふと、使用したばかりのあぶらとり紙に目をやると……そこには筆者のとんでもない “もう1つの顔” が写し出されていた。
これより先は使用済みのデカイあぶらとり紙が出てくるので、 “閲覧注意” である。
閲覧注意
お分かりいただけただろうか……。
魚拓ならぬ、顔拓がとれるほど満遍なくテカリを吸収してくれたようだ。
・使ってみた結果
このデカイあぶらとり紙は1枚完成させるまでに約3分半を要するため、多少めんどくささを感じるかもしれない。
それでも、使用後に得られるであろう爽快感や達成感はクセになること請け合いだ。もし筆者のように顔のテカリがどうしても気になる際には、作って試してみるのも一興だぞ。
執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.